MSA協定資金について、随分説明しましたが、民間向けの無償支援金を如何に受託者経由で市場に出すかという事が非常に重要な課題になっています。
国際流通基金からの流れで、最終的に、日本市場で資金を一般市場に流す方法として、資本金100億円以上の基幹産業の代表権のある社員、及び銀行、信用金庫の代表権のある社員の身分をもつものが、口座管理者の資格があるという理解でいいです。
国際流通基金と言われている組織は、欧州やアメリカなどで運用された運用益を日本に送っています。その過程でも、資金を世界に分配する仕組みもあり、日本届いた資金は、日本国内で、国が指定する人物が口座管理者として資金を分配して、個人裁量で使っていい部分の資金を除き、資金を分配していくシステムをとっています。
これは、国際的な富の分配システムとでも言えるでしょう。その原資を提供したのが、日本の皇室財産であることが、世界的に日本の天皇陛下が世界から非常に高い地位として尊敬される立場だと思っています。
通貨といえども、なにもないところから通貨を発行すれば、それは、ただの紙です。しかし、金などの裏付けがあることが通貨としての価値を保全するのに非常に重要になります。
日本ある意味、世界から見ても金主としての地位があることで、国連に登録されている富の分配方法「長期保護管理権委譲渡資金」の方式をとって市場に資金を出すことを許可されています。
すなわち、国際流通基金の中で、使用権を有しているのが日本のみというのが、非常に重要なことです。世界の富の分配の最終目的地が日本である事実を知れば、出口になる「選ばれた人物」が果たす役目という重要な意味が理解できてくると思います。
すなわち、国際流通基金に関係する国は、「イギリス、アメリカ、フランス、ドイツ、日本、スイス」などが主に関係しており、関係国からもこの資金を日本の口座管理人としての立場になれる方の協力を得て、市場に資金を出すことを望んでいます。
要するに、「世界の富を分配するために、口座管理人の個人口座を通して日本国内及び世界へ資金を分配する」
という制度だと理解すれば、日本で国が決めている基準を満たした企業経営者の役目は、世界の資金を分配する役目としての大役があることに気付くでしょう。
ある意味、この資金を市場に出すために資金管理者の名義が必要で、世界の認めた基準の名義をかせる人物が、その方の個人口座を貸して、市場に資金を分配することが、重要です。
このことは、本人が望むか、望まないかは関係のないことです。
世界で富の分配を行うシステムは、すべて、資金が世界を循環して、口座管理人に自由裁量になる資金を総額の10%程度分配したのにち、その資金を必要な箇所にまた分配する仕組みをとっています。
基幹産業育成資金などと呼ばれているこの資金は、受け取れる立場が基幹産業の経営者個人に指定していることで、その呼び名で呼ばれていますが、目的は、世界的に行っている富の分配の口座管理人に任命してその方が、その方の口座を使って資金を還流する仕組みと理解すればいいかと思います。
決して、資金を受諾してから個人裁量で使える部分をすぐに使うことを強制することではなく、国際流通基金から流れてくる大きな資金の受け皿となり、その口座管理者(サイナー)は、その方の口座を使わせていただくことで、次の目的としている市場に資金を還流出来る仕組みです。
よって、この国際流通基金の資金分配の方法がうまく継続できなければ、資金の流通の停滞が起こり、世界的に金不足が起こり、経済的不満が高まる世の中、世界情勢の悪化を招く可能性が高いと言えるでしょう。
すなわち、日本が世界の経済を牽引するだけの大役があること。また、その大役を日本人の国が求める基準を満たした経営者にお願いしている次第です。
この分配方式は欧米式であり、日本人的にいえば、馴染めない方式かもしれませんが、世界の金融というのはこのような仕組みで流通していることを知ることが大切かと思っています。