MSA資金の申込をする際に、対象になる代表権者個人がいつまで申込可能かということをよく質問されます。
MSA資金の際に、重要なことは、資金を受け取った当日は、申請者が代表権があることが条件です。
すなわち、謄本上代表権があれば、資金を受け渡した日にたとえ、数日後、代表権がなくなることがわかっていても実は資金の申請が可能です。
ギリギリの申請行う場合もあります。ご本人様の希望で、現職のときには、大きな資金を調達すると周囲の人の目が気になるが、代表権が次の株主総会でなくなる前に資金を受ける動きをする場合もあります。
本来ならば、数週間後、代表権がなくなることがわかっていれば、常識を考えれば、退職する人に資金を出すのか?という話になるのですが、この点も、MSA資金の申請に対して配慮しています。結構、ぎりぎりまで申請可能としています。その場合には、業務担当に相談して資金実行することが必要ですが、MSA資金の申請可能な経営者に対しては、結構ぎりぎりまで資金の受付を行っています。
資金実行日に代表権者資格がない場合には、資金の受け渡しはできませんが、究極を言えば、数日前でも対応する場合があります。
しかし、ぎりぎり対応は、事務局サイドもかなり忙しい対応になるので避けてほしいという意見もありますが、緊急の場合には対応するというのが、本当に資金の必要性を訴えている企業経営者には、対応しています。
その場合は、資金管理事務局の指示に従ってほしいといわれます。