MSA資金についてのインターネット上で検索して調べれば、調べるほど、なるほど、こんな情報までいろいろ考えて作っているのか?と思うほど、感心します。
MSA資金とは、MSA協定における米国から提案され、日本が管理・運用されている産業支援用資金 簡単に言えば、日本の主要産業の経営者に対する補助金制度です。その運用方法は、過去にも説明していますが、欧州の銀行で行われているPPP運用を行われていて、対象企業の代表者がこの補助金に申し込みをした場合に、海外から送金をして、資金を使えるようにするといった制度です。この制度については、何度も説明しているので、このブログの読者は、理解を深めているかと思います。
この資金には、インターネットの情報や、ブローカー情報で、怪人と言われる老人がよく登場します。
資金者という管理者がおりまして・・・「それは、世界の権力者と精通した闇の支配者!! 」などなど、都市伝説のはなし満載の話になっています。
正直、そんなすごい人物がいるのか?と思います。確かに、MSA協定における産業用補助金に積み立てられた資金の運用額は、巨額になっていますが、誰か個人の持ち物ではなく、日本政府が持っている資金であり、はじめ資金の提案、提供されたのが、米国に関係していたことで、この資金の監査を米英で行っているだけの話です。
簡単に言えば、誰か個人の権力者の持ち物でなく、MSA資金は、MSA協定の第五条で、隔離保管を認められているので非公開になっていますが、国家予算外資金という国の管理している財源であり、だれか個人が持っている資金ではありません。資金を使えるのは、条件を満たした日本国籍を有した日本の主要産業企業の代表権者が疲れる資金で、この資金を申し込む先は、関係省庁、米国から認められた人物に窓口業務を委託しているという話です。資金者というのは、政府との間にたつ立場で業務遂行役として仕事を行う役目を担う人物になります。
確かに、現役世代よりも年をとってから行う仕事であるので、高齢にて、この要職につく人物も多いのですが、そんな得体のしれない怪人ではありません。業務遂行役として実務を行う仕事を行う人のことを資金者といいます。申し込みを行いいざ、資金が動く場合には、関係省庁と連携をとって作業を行うことになります。関係省庁が直接窓口をなぜ行わないのか?ということが疑問になるかとおもいますが、これは、筆者の推測ですが、現役の方にこの仕事がいつ確定するかわからない仕事で、それなりに経験がいる仕事ということで、実務経験な豊富な方に任せているといった考え方でいいのではないかと思っています。
すなわち、人知れず、動く秘密結社や、怪人というのは、MSA資金に本当に関わっている人はいません。
この話を知っている人が、MSA資金のことを語りながら、実際に直接関係ないにしても、自らを大きく見せるために、怪人になったり、秘密結社的な話を持ち出し、最後は、活動費がいるなどいって、金銭トラブルになるケースが多いというのを話で聞きます。
表にしないですが、MSA資金のファンドオーナーは、日本政府の関係省庁に管理されている資金で、どうして管理者が、「活動費が必要だからお金下さいという話をするのでしょうか?」常識を考えてもそんな事することはありません。
非公開であることから、表立って反論することはないということを利用して、悪質な方が多数横行したことが、この制度が非情に悪い印象を与えたと考えられます。
ですから、MSA総合研究所では、MSA資金の制度について研究して、めちゃくちゃな話をしている人に振り回されないためにも、一つの標準となるMSA資金についての内容を説明しているのです。
これは、普通にやれば、普通に行っている業務であり、怪人や秘密結社など何も関係ありません。
ほんと、くだらないことを宣伝している人物が多くて困ります!
何度も言います、企業経営者に対して行う国が行っている補助金制度です。金額が大きいのと、個人で受け取りという条件で行っています。