MSA資金の補助金制度で、時々、「キャンペーン 東証一部 資本金50億円から相談可能」という話があります。大体、夏前と冬に行われます。
2月中は、キャンペーンシーズンだ!という話がありました。
といっても、ここは重要なことは、キャンペーンだからといって、小さい資本金の会社が100%やっていただけるのか?といえば、答えは、そうではありません。きちんと審査があり、審査の結果合格することが大切です。
なぜ、キャンペーンをおこなうのか?疑問に思うかも知れません。資本金が小さい会社、東証一部50億円から相談可能という理由は、実は、突然、制度が変わったのではないのです。どちらかと言えば、MSA資金から予算を獲得しなければいけない政府側の理由があります。
MSA資金の補助金を動かすには、PPP運用された資金を送金することで、半分は、民間の受託者に資金を入金して、半分は、政府の持ち帰り分というルールがあります。MSA資金の補助金は、一旦全額を、申請者(民間の経営者)の個人口座に入金します。その後、政府側の持ち帰りの振り込み作業があります。
PPP運用されたMSA資金を海外から日本に動かすには、その資金を民間人が使うという理由がない限り動かせないという厳格なルールがあるため、政府側でMSA資金からどうしても財源確保が必要な場合には、募集要項の基準を下げ、短期間で、予定の財源を確保するように動きます。
すなわち、短期間で、早く申し込みをした人で、事務局から指定した日程で資金実行をできる人を優先することになります。
また、すでに、だれか先に予算を満たすMSA資金からの資金調達が出来ている場合には、キャンペーン募集を急所、終了する場合もあります。
現在は、名刺1枚と会社案内1部を提出しただき、面談できるか書類審査します。 名刺は、簡単な裏書きをして、ご本人が、本当に受けたい意識があることを証明していただければ、事務局で書類審査が合格して、審議官と面談する日の調整ができれば、都内で面談を行います。基本的に面談ができれば、ほぼ合格できます。3日間を連続して開けていただければ、作業は終了します。
今のところは、キャンペーン期間中ということですので、普段、申込みができない基準の企業は、今の機会に審査依頼をすれば、合格できる可能があります。
なんどもいいますが、これは、補助金申請ですから、申請後、審査の結果、合格した場合に、資金実行がされます。