【大転換期が間もなく来るのか?】
先ほど、IMFが世界恐慌(1929年)以後で、一番ひどい状況の経済状況になると報告をした。それを見て、思ったことがあった。
世界恐慌から経済復興をするためにテムズ川のダム開発などで有名な、ニューディール政策が始まった。ニューディル政策と、PPPの歴史のスタートして言われている。PPP運用については、このブログでは、何度も書きましたが、民間出資で絶対に負けない運用により資金調達を行い、その財源を活用して経済復興をしたというものです。アメリカでは、政策ドルなどを発行して、通貨発行の量的緩和を最大限にに行い経済復興をしました、その成功事例を、第二次世界大戦後の世界経済の復興に役立てようとしました。PPP運用の歴史です。アメリカは、IMF、WB(世界銀行)を設立し、ブレトンウッズ体制を確立して、金ドル本位制度を1944年からスタート、その後第二次世界大戦後の復興にもPPP運用を用いながら、世界経済の復興を行いました。簡単に言えば、これは、連邦準備制度による資金運用という意味です。1オンス=35ドルで資金を作り、それを運用することで、運用益を出資者に分配する制度、市場経済は、拡大しながら通貨流通量を増やしていく中で、1960年代にベトナム戦争時に、米ドルを大量に発行したことで、金ドル本位制度の崩壊、そのため、ニクソンショック後(1971年)に、通貨は、信用創造により通貨を発行するという外貨を裏付けにした通貨発行ということなりました。
すなわち、世界恐慌以後で一番ひどい状況になるということは、ある意味、金融の大転換期になることを意味していると予測できます。
その時代に生き抜くには、どうすればいいのでしょうか?
そんな時代は、通貨危機になる可能性がある場合には、基軸通貨が価値を持ってきます。すなわち、日本円の価値がどうなるかが不明な状況になっています。
すなわち、その角度から見ても、外貨運用益を、日本に送金して行う補助金制度、MSA資金の補助金を活用すべきです。
政府に表から大きな保証を求めて大きな資金を動かすことができません。簡単に言えば、PPPといわれる外貨運用益から大きな外貨を日本に送ることで外貨準備をしておくことが重要です。
なんらかの大転換期になるのではないでしょうか?