長い歴史とロマンのある話

日本の簿外資金から資金提供される案件、償還制度ですが、MSA協定における米国支援で始まった財源以外にも、もう一つ財源があるということです。

また、MSA協定(1954年)における財源は、99年の期限付きということですが、もう一つの財源に関しては、期限はなく、まさに、日本独自の財源であるということが言えます。これは明治維新の開国期からの財源というものも存在しています。財閥により資金を管理されてきた日本の歴史があります。明治時代以降、財閥にあった財源は運用により大きく資産を増やしていくことになりました。日本も明治の開国当時から欧州へ資本主義経済について学び、銀行システムの導入を急ぎました。渋沢栄一は、日本の資本主義社会と銀行システムを作ったことで歴史的に有名ですが、実はそのころからの長年運用されている財源というものも、現在の償還制度の資金提供の財源として活用しているということです。明治から始まる近代国家を目指した日本の財源を基にして、日本の国造りになる財源があるということを考えれば、ロマンがあります。

ある意味、この制度の一番古い歴史は、150年もの日本の金融史において、重要な話であるように思います。この財源があることで、現在の日本を支える財源として活用できる社会システムが存在していることに先人の努力に感謝しかありません。