愛国心、愛国者といえば、英語で「パトリオット Patriot 」と言います。湾岸戦争のときに有名になった対空ミサイルもパトリオットでした。
パトリオットについて調べて見ると、以下のような説明を見つけました。
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アメリカ独立戦争が始まる数年前から、独立を志向するパトリオット(愛国者)と、イギリス本国と王に対する忠誠を誓うロイヤリスト(王党派)との対立構造が生まれてきた。パトリオットは自称または他称でAmericans、 Whigs(ホイッグ)、 Congress-Men(大陸会議派) または Rebels(反逆者)と呼ばれた。元々はイギリスからの移民が多かったアメリカ植民地であるが、アメリカ独立戦争のころは移民開始から150年間を経過しており、自主自立の機運が高まる中でイギリス政府からの圧力をきっかけに、パトリオットという名前での組織化が始まった。
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これを見てなるほどと思うことがありました。アメリカの独立戦争は、パトリオットという組織化されたと見て、米国においては愛国者 パトリオットというのは、重要な意味があるのだなと思ったわけです。
すなわち、この資金の提案は、日本が行ったわけでなく、米国からの提案で始まった制度です。また、英国もこの財源について主張したことで、米国の運用システムで運用するが、本部は、英国が関与して行う。そして、日本へ資金を送金するという日米英で行っている安全保障のための案件であるということを考えれば、ここに参加する民間人は、当然、愛国者⇒パトリオット ということになります。
これを見たときに、この仕組みを考えた人は、まさにパトリオットをイメージしてこの制度を作ったのではないかと感じました。これは、誰かに聞いた話でないので、筆者の想像です。しかし、パトリオットになる人物が、豊かになれる仕組みに見事になっているからです。国のための安全保障における資金捻出に協力してくれた方は、経済的自由を手に入れる財源を得て、同時に社会から称賛されるであろう大きな社会貢献のできる財源を手に入れることができる。まさに、アメリカンドリームの世界です。
本来なら「よくやった。お前は、素晴らしい愛国者だ。そして、成功者になったことを称賛するよ」と星条旗と拍手喝采の映像が想像できます。
しかし、日本の場合は、ちょっと民族的な違いだと思いますが、極端な成功を怖がる傾向があり、静かに結果を出すことがベターと考える人も多いので、どうもコソコソしてしまいます。
無名の戦士が美徳な国家では、大胆なこんな案件を理解してもらうには、やはり、話をするときに、星条旗に拍手喝采されている自分が心の中でイメージできることが重要なのかもしれません。