日本には、真の資本家という概念が根付いていないということに気付きました。真の資本家というのは、労働することで資本を得る人ではありません。
真の資本家は、銀行家が運用した資金を、常にいつでも受け取れる方のことを言います。PPP運用とは、10万人に1人の確率で、銀行家が運用した特殊な運用益を受けられる仕組みです。日本の企業育成資金でもPPP運用された運用益を無償提供される仕組みになっています。
この資金を受け取れる人は、資本主義経済における頂点に位置する「真の資本家」になります。真の資本家は常に銀行家から与えられる資本により、労働者階級のために仕事を作り、社会奉仕する財源を提供します。それで、多くの労働者階級が収入をえる機会を作り、社会が成り立っています。
日本は、資本主義経済を選択していますが、資本主義が根付いていないことが言えます。すなわち、銀行家、資本家、そして、労働者階級という概念が皆理解していないことが言えます。真の資本家は、銀行に行って、金利を払って資金を借り受ければ、これは、労働者階級としての資金調達を行っているだけです。
資本家は、PPP運用という銀行家が提供している特殊な運用により、常に多額の資金調達が無償でできる仕組みを知り、そして、それによって、財源を手に入れ、多くの労働者階級の生活を支える資金を分配することが使命になっています。
なぜ、この企業育成資金の制度が普及がなかなかできないのかは、結局は、日本人のほぼ全員が、資本主義社会を理解しておらず、銀行家と真の資本家の関係について知らないからです。大企業の経営者、日本の銀行、信用金庫の代表者は、真の中央銀行が行っている真の資本家をサポートするPPPという運用モデルについて知識がまったくないことで、日本経済の発展が停滞していると言えます。
実は、日本の弱点は、資本主義経済の真のからくりを理解している人物がほぼ皆無といえるのが、現在の日本が世界に対して経済成長が非常に停滞している理由です。
真の資本家は、銀行家が運用している資金を無償で提供を受けることができる立場にいる方が、真の資本家です。我々の使命は、真の資本家教育をしていくことが重要であるという結論になりました。
真の資本家教育がないから、日本の経済発展は停滞しています。
資本主義経済には、富の分配に関して平等という概念はありません。一部の資本家に富を集中させ、その資本家が、頑張って富の分配を行うことが資本主義社会です。
日本は、資本主義でも社会主義でもどちらでもない、中途半端な状況にいるので、革新的な経済改革ができていないのです。
そんな中でも、日本は世界でナンバー1の、資本主義経済を作るための財源を持っているということは、不幸中の幸いですが、それを活用できる感覚を持たない労働者階級の上位者の経営者がほぼ全員のために日本の資本主義の発展を止めていることは、皮肉な話であると言えます。
この部分の改革をする。真の経営者を育てる教育が、日本経済を一気に飛躍させることになります。当研究所のテーマです。