基金の歴史的説明について、戦後復興期から行われていたK基金と、約15年前に新設された民間財源のZ基金の2つの基金が現在、存在します。
この制度について、世間ではいろいろ噂されていますが、本来は、1つのK基金が過去に約200人程度、償還契約により資金提供されたことで、日本の経済の発展に大きく寄与されました。その後、新設された民間財源であるZ基金は、K基金では、カバーできていない範囲の小規模の上場企業への資金提供と、東証一部企業以外、銀行、信用金庫への資金提供も行っています。
いずれも、同一運用会社が関係しており、資金を運用しながら、日本の企業育成のために資金提供を行っているといえます。同時にこの資金は、国家の安全保障費としても資金が捻出されますので、民間案件にはなりますが、国策事業と考えて頂いて結構です。