MSA総合研究所が目指すもの、それは、皇室資金といわれる「橘資金」を活用して、道州制を実現することです。道州制の必要性が世間では言われていますが、それを実現するための新たな財源の確保が難しい状況になっています。
日本で唯一、予算が余っている資金といえば、橘資金及び育成資金です。
とくに、過去190社近くの企業経営者が活用した橘資金に関しては、長年動かしておらず、資金の運用益が巨額になっていますが、活用できずに、運用益だけ増え続けているという状況です。
この資金についての話は、本ブログで、相当長く説明をしましたので、読者の皆さんが理解できているかと思います。もし、橘資金についての理解ができていないのであれば、このブログの過去の記事を一通り読んでみてください。
私たちMSA総合研究所が次に目指すことは、橘資金を用いて、道州制の財源をつくることです。方法は、簡単です。各地方にある経済界と連携をして、橘資金を動かすことです。資金の属性が皇室財産の運用益ですから、これは、属性は国のものになります。しかし、直接、国の省庁が関与して運用するのでなく、管理委員会がその資金を運用しているので、別組織になりますが、国に帰属する資金として、活用されています。最近はほとんど活用事例がないのですが、日本の高度成長期には活用された資金です。この資金の管理者は、何世代か変わっていますが現在も引き続き、英国にて信託されて運用されています。
さて、この制度を活用することで、日本の新たな財源をつくることができます。道州制という新しい国の制度を作る場合、既存の税金を活用した予算では、なかなか思うように財源を調達することは難しいです。既存の地方自治体、国の予算などがありますが、そこからスライドさせることは正直難しい面があり、それが原因で、考え方はいいのですが、道州制の実現が難しいとされています。
予算の問題をクリアーするのは、一番簡単な方法は、皇室資金といわれる橘資金を利用することです。先ほども言いましたが、皇室資産であるので、属性は、国に帰属しているものです。ですから、国家の安全保障費として資金が捻出されるわけです。資金の属性については、国に帰属することですので、国の発展のために資金を使うことは全く問題がないことです。むしろアイデアをもって、この資金を活用して国家の発展をするスキームを考えるべきです。
道州制の実現のために皇室資金である橘資金を活用することの促進をすることがMSA総合研究所の目標です。繰り返しになりますが、地方ごとの経済界のトップに理解を示してもらえれば、問題なく資金が動かせます。東証一部企業、(製造、基幹産業)銀行の経営者の理解が必要になります。さて、本年度の橘資金の募集も12月20日までに面談申し込みがあれば、年内処理をぎりぎりできるというアナウンスが来ています。資金についての説明は十分おこなってきましたので、橘資金をつかって、道州制の実現を目指しているMSA研究所の考え方について今後、いろいろ書いていければと思っています。
この資金が存在するとか、存在しないとか、そんなことを論議していても意味のないことです。
存在する資金について、その利用方法について論議することが重要かと思います。
また、いつからこの資金を機密資金として言われるようになったのでしょう。
その一番の原因は、この話の神秘性を強調して言いたがる説明者が悪いのではないかと思っています。皇室資産をイングランド銀行に信託して、運用している資金であり、それを日本の産業の発展のため、同時に日本の安全保障に捻出にために資金を提供しているだけの話です。
いずれにしろ、橘資金を眠らしているのでなく、日本の発展ために活用するべきだと当研究所では訴えています。