【小口案件】東証一部 資本金50億円から資本金100億円 製造業企業向け案件
さて、仲介者が 東証一部 資本金60億円の製造業企業のA社長にアプローチする際に伝えることは、どんな話でしょうか?
仲介者「御社は、資本金60億円で製造業企業ですので、政府系資金行われる企業育成資金に申請が可能です。政府系資金というのは、1954年から3年間、米国政府が日本に食料援助を行った際に、その売上の積立金5000万ドルのうち、20%にあたる1000万ドルを日本の産業支援ために贈与された資金があります。その資金を有価証券禍化し、長期運用された資金から、資本金に対して10倍の資金提供される案件があります。
企業育成資金も大きく分けて2種類あり、東証一部、資本金100億円以上の大口案件と、東証一部資本金100億円以下の小口案件があります。大口案件は、資本金の100倍規模の資金が提供される案件になります。御社の場合は、資本金100億円に達していないので、小口の政府系育成資金から資金が提供されます。資本金の10倍ですので、申請をして、審査に合格になれば、資本金✕10倍、御社の場合は、資本金60億円の東証一部製造業企業ですので、条件を満たしておりますので、資本金の10倍である600億円の資金が提供されます。
当然、資金本部での審査、その後、国の審査省庁での審査があり、審査に合格して初めて資金が提供されます。この資金に関しても、免税、免責、免訴の処理がされています。
A社長が申請するあたり、5点セットと言われる書類を申請書類を提出する必要があります。コレは、名刺、会社案内、パスポートコピー、振り込み用通帳コピー、確約書です。これは、国の審査省庁で5つの審査をするために用いる書類です。5つ審査というのは、資金の移動許可、資金の使用許可、免税、免責、免訴 という内容です。この5つの審査が同時に合格して初めて資金投入されます。
一つでも不合格の場合は、すべて申請が却下されます。
厳正な審査をされますので、ご安心ください。
国への審査は、24時間かかります。月曜日の午前中に申請書類を省庁に提出しますと、翌日火曜日の午後には、審査結果が出ています。審査結果が合格になった場合、資金投入の日程を資金本部の方で決定します。1週間から最長1ヶ月程度の時間を見てください。はやければ、すぐに実行されますが、翌週や翌々週になる場合もあります。銀行で通貨を発行しますので、銀行の内部処理の混み具合にもよります。
また、申請から資金実行完了するまで、案件は極秘で進めてください。家族であっても秘密にされることを推奨します。予期しないところで反対者が出たり、また、他人に知れると安全面でも注意が必要になります。また、申請後は、資金本部と申請者は連携をとって案件成立まで、相互信頼関係もって、作業をすすめることが重要です。」
「最後に、この小口案件の資金が出たあとに、御社にお願いしたいことは、受け取った資金から100億円程度増資をして、資本金150億円を超える東証一部 製造業企業にして頂き、大口の企業育成資金の案件に申請してください。その場合は、資本金✕100倍の資金が提供されます。
大体、1兆円から2兆円の範囲で資金提供されますので、大口の案件を参加するためのつなぎ資金として活用ください。」
と説明するのが理想的でしょう。