企業育成資金に関して言えば、安全保障に関する資金になりますので、非常に機密性の高い案件になっています。
大前提にあるのが、「第三者から影響されないように保管をして、資金の移動に関しては、第三者が阻害することができない」というルールがあります。すなわち、どこで、誰が、何をしているのかをわかりやすくすると、第三者から影響を与えられるようになり、場合によっては、阻害される可能性もありますので、はじめから、まったく外部から見えない形で、ごく少数の担当官によって、秘密保持を守りながら案件が進められることになります。よって、公的な窓口を設けず、信用できる人脈のみで人づてに募集をして、人づてに連絡を取り合い、資金投入までの手続きをする規定になっています。
ですから、この育成資金に関しては、日米政府の共同合作事業ではありますが、秘密保護に関する規定により、この制度に関しては、外部から問い合わせても第三者には、何も情報が開示されないということになります。
唯一、申請当事者(東証一部、銀行、信用金庫の代表権者)のみが、直接接触できます。そのときに、初めて全貌が見えてくるかと思いますが、わかることは、本当に日米政府の共同で行っている安全保障上の企業育成資金は、本当にあったんだ。と認識するだけです。確認ができるというだけの話です。
この資金について言えば、マスコミの好きなフレーズ、「この資金について未だ公にされたことがない。」といいますが、それは、当たり前です。
第三者に対しては影響されないように保管すると決まった資金であるので、日米政府が公にしたら、第三者から影響されることになります。よって、秘密保護に関する法律も存在しているのですから・・・なかば、このフレーズについて言えば、「ギャク」としか思えない言い回しです。でも、この言葉が、都市伝説マニアにとっては、たまらないのかもしれません。