企業育成資金の申請業務を完璧に終わらせようとすると、申請者、仲介者であるプロの育成資金コンサルタントが資金本部、資金者と同調して作業を行わなければなりません。すなわち、制度がわかないということで、失敗は許されません。事前に申請作業について、イメージトレーニングをしておく必要があります。
かなりレベルの高い秘密保護の中で行われる案件ですので、聞いて良いこと、聞いて悪いことがあります。すなわち、知りたいからといってあまりに追求すると、一線を超えることになりますので、余計な事は言わない。そして、実際に案件をおこなうときには、資金者の側近からいろいろ指示がきます。すなわち、秘密保護をしながら、スムーズに案件を行うために、次は、○○と回答してください。など、テレビ番組を制作するプロデューサーのように指示してきますので、それに従って申請者は対応しなければなりません。
通常、国から補助金を受け取るに当たり、普通に対応すればいいのですが、この案件だけは、第三者に影響されないように保管され、同時に第三者から資金の移動を阻害することができない環境下で作業をする。また、安全保障条約上の秘密保持をしながら行うという普段経験をしないような状況下で作業を行いますので、通常の補助金。給付金の支給とは随分、プロセスが違います。しかし、事前に資金者側近から、どのようにしてください。というレクチャーがありますので、そのことに疑問に思わず、言われたように対応すれば、育成資金を給付することができます。
よって、資金本部の資金者側近から来る指示に常に従いできることがこの案件を成功させるポイントになります。
仲介者であるプロの育成資金コンサルタントも、資金者に書類を出してからは、連絡などをするときには、注意が必要になります。余計な行動や、言動があると問題になるケースがありますので、これも指示に従い、なにか言われるまで静かに待っておく必要があります。
関係者すべて、資金者側近からの指示に従い、行動することで、案件を仕上げる事ができます。これが非常に重要なことです。