本来、東証一部の資金金100億円以上、銀行の本資金(企業育成資金)を中心に案件を行わなければならないのですが、病院の案件が東証一部や銀行の案件より、ハードルが低いと思われるのか、話が盛り上がっています。たしかに、過去に申請して資金が出なかったということで、「昔からそんな話10回以上聞いたがそんな話は信じられない。」などと言われたという話を耳にしましたが、今回の育成資金の案件は、非常に明確な条件提示です。
民間病院で350床以上、資産が50億円以上あること、赤字決算でもOK、など、明確な条件を提示しています。これは、ベースに医療機関むけのPPP運用の案件がベースにあることになります。筆者も日々説明を求められて動いていますが、世界には、資金の作り方というものが存在しており、その仕組を理解すれば、この案件のほんとうの意味が理解できると説明しています。
ただ、単に資金者が資金を出すから、育成資金に申し込んでくださいと話しても、もうそんな話何十回も聞いたよということを言われます。日本は、戦後復興期から現在に至るまで長年、企業育成資金の制度をおこなっていますが、その実態についてあまりに理解していなかったことで、不信感を持たれたということが言えます。
これは、この資金の属性が、銀行の資金であり、同時にPPP運用という運用ベースに乗ることが企業育成資金に申請できる条件ですと、わかりやすく金融について説明すれば、多くの人が理解を示します。たしかに、馴染みのない信用創造による資金の作り方という世界ですが、この制度について理解ができれば、世界でももっとも美味しい運用案件であり、同時に世界でもっとも美味しい資金調達の方法であると言えます。
筆者も海外で特殊金融の世界を探求していましたので、この世界については、ある程度精通しています。
特殊金融の世界を追いかけて世界を飛び回っている人がいますが、この世界で、もっとも美味しい案件は、PPP運用と、送金と言われるWIRE CASH Transfer という案件です。
筆者の周囲の人達にも、毎日、世界の金融のからくりがどうなっているか説明していますので、随分理解をする人が増えています。そろそろ日本のPPP運用で日本経済は、復活する日も近いと思います。