日本における企業育成資金の制度は世界から見て非常にうらやましい精度だということがいえます。
この制度について日本人はほとんど理解はしていませんが外国のトップクラスの経済人や政治家はよく理解をしています。
すなわち何かの価値を担保として PPP 運用をかけるという制度が世界における通貨発行権ということを世界のトップレベルの方々は皆知っています。
知らないのは日本の経済陣のみだと思われます。
資本主義経済において資金の作り方すなわちお金の作り方が分からないで経済の発展などありえないからです。
日本の場合は企業育成資金の資金本部がすべてのサービスを考えて PPP について知識がなくてもただ申し込みをすれば資金を受けられるという制度を作りました。
しかも、これには免税 免責 免訴それと返還不要な資金であるということが保証されているという至れり尽くせりの制度を作っていることで、あまりにも良すぎて日本の経済人はそんなものは本当にあるのかということを言い出しています。
ある意味この制度をもう少し苦労して、やってもらおうというふうな制度にしたほうが真実味があるのかもしれません。
筆者もよく経営者の方とお話はしますが多くの方が言うのは、汗水たらして働かないで得るお金はよくないという表現をします。
通貨発行権における資金の作り方というものは労働収入ではありません。これは銀行が特定の認めた条件で運用した場合に、資金が提供されるという通貨発行権ですから、労働収入ではないので、汗水はたらす必要はありません。
このことが日本のトップクラスの経済人が理解できるように成長すれば日本の成長戦略は成功するでしょう。
正直、政府の方針は税収を取り立てることはできますが、通貨発行権を用いて民間に資金を配ることはできません。
最近は、中央銀行における国債の買い取りすなわち、 MMT 理論について話題になっていますが、中央銀行がそのことをすれば中央銀行としての価値がなくなります。
多くの方は、中央銀行が民間銀行であるということを忘れています。
民間銀行が政府を支えているという理論が忘れてしまうと資本主義経済における社会構造がボロボロになります。
ということで企業育成資金の重要性は民間として資金を生み出す方法は、日本ではここしかないと言えます。