◯2022年以降の世界について理想郷について考えてみる。
●地球規模で貧困のない社会の実現を目指す。
地球規模で貧困のない社会を目指すという時代が到来します。これからの時代は、ベーシックインカム、福祉、医療などの社会サービスに置いて、人が生きていく上で、困らない制度の拡充が行われていくと考えられます。
世界的機運のなかで、コロナの大流行で経済活動が停滞して、非常に困難な時期がつづています。そうなれば、経済活動による収益を得るという従来の資本主義のモデルによって人の営みができるのか?ということになります。
そうしたときに、世界的に政府に対して要求されることは、政府は、国民の命を守る。生活を守るという社会サービスを提供することが第一になります。
では、そのよな財源確保をどうすればいいのか?ということが話題になっています。日本ではMMT理論が話題になっていますが、中央銀行が自国通貨の買い入れをいくら行っても自国通貨の問題であるので問題がないという判断になっていますが、そうなれば、円通貨の外貨からみれば、価値のない通貨になります。すなわち、円安になるということになります。実は、日本の今の政策は、円の暴落を招く可能性がある危険な動きといえます。
では、どうすれば、円の価値を保てるのでしょうか?自国通貨を乱発して発行すれば、自国通貨の下落を招きます。しかし、外貨収入を日本に送金して、外貨と日本円の両替ということで、日本円を発行すれば、これは、借金ではない資金ですから、日本円の価値を下げることがありません。外貨という裏付けがあるので、外貨から日本円を発行することは、円安を招くことがありません。
すなわち、この概念は、企業育成資金の資金の調達の概念と同じになります。
これからの時代というのは、自国通貨の増刷というだけの手段でなく、企業育成資金と同様なモデルによって資金を調達するモデルによって世界経済が形成されていく社会が生まれていくかと思います。
今は、東証一部の資本金100億円以上、銀行の代表権のある個人だけを対象にしていましたが、もし、これがもっと自由に同様なモデルで開放されれば、資金調達を苦労することがありません。
すなわち、世界が求めれば、扉が開く可能性があると言えます。
お金の世界というのは、制度のよって制限されているというのが、本当の話であって、それを決めているのも人であると言えます。