□都市伝説であるゴールドの売買のはなし?
MSA総合研究所は、巷で噂される都市伝説的なビジネスモデルに対して、深堀りして、語ってみることにします。
よく耳にするのが、巨額なゴールド取引の話です。この話は、現物を動かして取引する話ではありません。
また、どこかの保管倉庫の一般企業名を上げて、そこにある。など話をしていますが、それも間違いです。
ゴールドの価値というのは、「銀行発行のSKR」であり、世界上位銀行で発行されたSKRが、価値があります。ある意味、SKRは、証券ですから、ゴールドの価値を銀行が保証するということになります。これは、一つのBG(銀行保証)ということになります。
確かに、銀行保証された価値があります。国際市場での価格変動がありますので、購入時点により相場の変動があるものになります。銀行発行の有価証券ということになります。
つまり、有価証券を割引で販売するということは、これは、交易市場での市場価格があるものを大量に、割引で販売するということですから、これは、私募プログラムの形式で販売されます。
つまり、米国証券法の規定と、愛国者法の規定で、インサイダー取引にならないために、極秘にコンサルタントを経由して、私募で購入するということになっています。
つまり、そのへんの一般倉庫に保管されている現物であれば、私募にする必要がありません。なぜ、極秘にされているか?理由は簡単です。
銀行もしくは証券市場発行のものは、大量に割引で販売する場合には、私募として取り扱わなければ、インサイダー取引になるのです。
で、そこから問題ですが、金融知識、国際金融の知識がなく、私募プログラムでの運用スキームのない、ブローカーがこの手のビジネスをするとただの迷惑以外ありません。つまり、大口取引のSKRの名義変更を割引で行いました。その後、運用手段がなければ、正直、ただたんに、証券に投資しただけで、現金を生み出すことができません。
これは、SKRは、ある意味、銀行が認めた価値があるブロックファンドになります。このブロックファンドに対して、Swift MT799のブロックファンドメッセージをPPPプラットフォームに対して送り、PPPによる運用をしてもらえなかったら、その投資は、あまり意味がないことになります。
この取引には、銀行保証という価値を利用できない出口戦略では、ゴールドの投資者にとってメリットがないと言えます。次にそのSKRの証券を売るにも、なかなか簡単に転売できるものではありませんので、最後までどのようにして、それを利用して資金調達をするか、利益をあげることができるかを知らなければ、価値を生み出しません。つまり、欧米のプラットフォームへのアクセスをして、PPPに参加できることで、その価値を生み出します。
日本国内だけ見ていれば、価値を見出すことは難しいでしょう。