スリランカの投資環境について考える。
実は、スリランカと日本企業とをつなげるプランについては、貿易の専門家からみても非常に面白い案件だと思っています。
また、特殊金融の世界にも関心がある筆者ですから、新しい世界を生み出すことができるということは、ものすごく興味あることと言えます。
つまり、スリランカは、インド洋の最南端にある島国であり、シーレーンとしての交通面での重要な要所であるということ。
今後、自由金融都市としてシンガポールや香港などの仕組みを学び首都コロンボの埋立地に、タックスヘイブン金融都市を建設するということ。
そして、カジノが合法的にOKであるという点
インフラ整備、不動産開発も日本の投資を期待しているということ、
ある意味、資金さえあれば、南の国の楽園を作れるということが言えます。コロンボの空港から、コロンボ市内、また、スリランカを横断、周回する高速鉄道など、建設をして、スリランカ北部からインド南部につなぐ、大橋を建設して、高速鉄道、高速道路を建設すれば、スリランカは、小さい島国でなく、インドと直接つながる大陸の一部ともなり得るのです。スリランカ北部からインドまでは、30Kmほどしかなく、小さい島が連なり、海も浅いことで、スリランカ北部とインド南部をつなぐ道路や高速鉄道建設が可能ということです。
昔、JICAなどで簡単に調査したことがあるという話ですが、今から20年ほど前になるそうですが、200億円で道路を作れるという試算が出たそうです。今は物価が上がっているとしても、1000億円ほどあれば、スリランカとインドを大橋でつなぐことができ、スリランカ進出の意味は、インドへの直接接続可能なエリアということに言えます。
日本の技術と資金を支援することで、一大プロジェクトを実現することが出来ます。高速鉄道も、インドからスリランカのコロンボ着の鉄道を建設すれば、大量の観光客が来ることが予想でき巨額なマーケットが実現できます。
日本から数兆円の援助で、スリランカ経済を押し上げる大事業を建設することが出来、同時に、まだ、インフラ整備が整っていないスリランカでは、日本の投資で、空港から、都市間交通、駅直結、ホテル、ショッピングモール、マンションまですべて、日本の投資で建設することが出来ます。
筆者は何を言いたいのか?といえば、そんなおもしろそうなプランを今の日本で考えることが不可能です。もし、昭和30年代であれば、そんなことも実現出来たかも知れません。
つまり、スリランカは、昭和30年代日本と同じと考えて、国家を形成するインフラを整備するということが日本に期待されています。
また、スリランカはもともと英国の植民地であり、英語が通じる国であるので、ハードルは高くない国であると言えます。スリランカの法律は、英国に学んでいるところが多く、英国式の弁護士が色々対応するということになります。
いずれにしろ、小乗仏教の南の島国ですが、南の島国の楽園を作れる可能性を秘めています。しかも、地震もほぼなく、災害も少ないということで、スリランカは、うまく建設をしていけば、地上の楽園になりえる可能性を秘めています。
こんなプランは魅力的だとおもいませんか?
当然、企業育成資金についてのブログですから、日本企業がこの事業を行うことが重要であり、企業育成資金を動かした資金から投資することで、スリランカは、日本にとって、インド洋エリアへのゲートウェイにすることが重要だと考えています。
スリランカコロンボ発、インドにニューデリー行きの高速鉄道が建設できれば、これは、巨額ビジネスになりますよね。
企業育成資金の仕組みを最大限に利用すれば十分に可能です。