企業育成資金の話を考える時にこれは国家戦略であるというふうに考えなければいけません。
国家戦略というものは政府が行うものだけではなく民間もその方向性をもって行う必要があります。
日本には企業育成資金という巨額な資金が民間に提供されますのでこれは国益になるかならないか国家戦略として重要な位置づけになります。
日本国にとって重要なことは日本国の味方となる国を増やすことが重要になります。
これは安全保障上、非常に重要なポイントで友好国を作る一番のポイントはこれは経済とお金というものが非常に重要になります。
日本は特に企業育成資金という制度があり国際的にも影響を与える財源を持っていることが日本の国家戦略にとって非常に重要なポイントがあります。
つまり民間外交ということになります。
今世界へとビジネスのチャンスが広がっています日本企業が大きな資金を持って海外に出ていくときその資金の使い方やビジネスにあり方によってその国での評価が大きく影響いたします。
日本には企業育成資金の制度を利用すれば巨額な資金を動かすことができます。
小さい発展途上国であれば国家予算をはるかに超える財源を持ってビジネスができるということを言えばつまり民間企業であっても国家を動かすことができる量の資金を持つことができると言えます。
この時に日本企業がどのようなことを進出した国の発展に貢献できるかということが友好国を作る上で非常に重要なポイントになります。
つまりこの企業育成資金を動かすということは日本国内での産業の発展ということも関係しますがもう一つは民間における外交を行うというのと同じことが言えるのです。
スリランカの話を書いていますが日本企業の投資によってスリランカ経済を救済するモデル、すなわち企業育成資金を持って投資をすれば今の経済危機はそれほど大きな問題にはならないというレベルの話です。
よって、日本は企業育成資金の仕組みを持っていることによって困難に陥った国を民間企業が救済することができると言う国家戦略ができる国であると言えます。
これは特筆すべきことだと言えます。
