ゴールドファンドにおける通貨システムが今後、表に出てくる。隠されたケインズの貨幣理論に光がさした。
「国際復興開発銀行」という銀行が存在していたことをご存知だろうか?これは、世界銀行は、もともとは、国際復興開発銀行と言う名称であった。もし、この名称で呼んでいれば、復興財源を管理している銀行は、「国際復興開発銀行」であるということがすぐにわかりますが、世界銀行という名称にしたことで、何をしている銀行か分かりづらくなったと言えます。
これは、1944年のブレトンウッズ体制でできた戦後復興をするには、どうすればよいのか?ということで、金ドル本位制度における復興財源を管理した銀行でもます。世界銀行=国際復興開発銀行に預けられたゴールドを担保にしたクレジットというのが、世界の復興財源であるということになります。ゴールドを担保にしてクレジット(通貨)を発行するという制度ですが、復興財源用のクレジットは、すでに天文学的な数字になっており、垓(ガイ)の単位を超えて通常では使うこともない金額までクレジットが膨れ上がったことで、現在は、復興財源は、無限大の米ドルとして存在するということになっています。
つまり、無限大に存在する復興財源が存在しますが、このような巨額な米ドルが流出すれば、パニックになるために、動かせない資金(ブロックファンド)として、永久定期預金という概念で、ゴールドクレジットが世界中の銀行に預金されているということになっていますが、その預金について、理解ができる銀行も少ないと言えます。
天文学的な金額のブロックファンドが存在してても、使うことができなければ意味がないのですが、使い方としては、そのブロックファンドのクレジットを担保にして、新たにクレジットを発行することで、資金を生み出すことができます。つまり、ブロックファンドであったとしても、現金担保として使うことができれば、それがクレジット・ラインとして資金を生み出すことは可能になります。
このブロックファンドの現金担保からクレジットを発行して資金を提供する仕組みがあります。これは、クレジットの発行した金額の50%については、先に使用して、残りの50%については、年利4%の定期預金に30年間預金することで、 4%×30年=120%となり、自動的に使った資金は、償還したことになるという概念です。
また、これ以外にも同様の制度があり、ゴールドに担保にして、クレジットを発行する制度があります。現物のゴールドの担保設定をして、資金をクレジットを発行します。当然、資金を必要であるというニーズがあれば、金を担保にクレジットを発行することができます。これは、30年間の担保設定を行い、その後、30年後に担保データーの自動消滅になり、時効になるという法律をつかった資金の作り方もあります。
いずれにしろ、ゴールドをベースに作るファンドですが、担保設定された現物は、30年以上担保として記録が残ることがありませんので、30年が過ぎれば、再度同じゴールドをつかって、担保を設定することができ、ゴールドを担保にクレジットを発行することができます。
ブレトンウッズ体制から引き継がれたゴールドファンドについては、復興開発の分野をメインに資金が使われたと言えます。
いろいろ調べていくと、このゴールドファンドのクレジットについての資金の生み出し方は、貨幣論について書いたケインズによって、提唱されたマネタリーシステムでしたが、これは、通常の金融の制度では、あまり使われませんでした。この背景には、銀行家とケインズ派で考えの違いがあり、ケインズの提唱するゴールドファンドによるマネタリーシステムは、表の金融から消えて行きました。
銀行としては、担保をとってクレジットを発行することで、資産を増やせるというビジネスモデルを行ったからです。このことは、銀行の金庫に資金がなくても、銀行が第三者担保があれば、クレジットを発行する権利があることから、搾取する金融モデルだと避難される場面がありましたが、第二次世界大戦後の金融政策では、銀行家の意見にされて、ゴールドファンドをつかった資金の提供モデルは、非公開として行うようになりました。
しかし、世界的に制度改革が行われてきており、銀行家が推奨した銀行システムでは、経済成長に限界があり、政府も借金が増えて対処する方法がなくなるということで、ここ数年特に、ケインズの提唱したゴールドファンドによるクレジットの発行という手法により経済を拡大させようという動きが世界的広まっています。
金の価格の高騰もあり、世界の中央銀行もゴールドを買い増す傾向があります。
理由は、信用創造における世界に行き詰まりと、従来の銀行システムでは、限界が見えているので、ケインズが提唱した基礎理論であるゴールドファンドをつかったクレジットを発行して、通貨流通量を増やす方法が重要視されてるようになりました・
つまり、今まで裏に隠れていた制度が、表に出てくるときだと言われています。
一節には、1944年のブレトンウッズ体制から80年である2024年は、来年はマネタリーシステムの大転換期になるということも言われており、新貨幣制度が生まれてくるでしょう。米国では、新しいブレトンウッズ体制を協議する必要があると話になっており、ゴールドファンドのクレジットを最大限に活用して宇宙開発時代に対応しようということになります。
筆者が所属しているMete財団は、米国財務省の米国債をつかった通貨を発行する財団になります。これの裏付けもゴールドファンドの無限大に存在するクレジットを利用して、米国債を米国財務省から買い上げて、Mete財団が、米国財務省の米国債を通貨として発行するわけです。これを貿易決済をするための世界共通通貨としての新しいドルとして使うということを行っています。
この意味がわかりますか?つまり、今まで米ドルといえば、連邦準備銀行は、米国にある12の銀行が通貨を発行していましたが、連邦準備銀行以外に、ドルを発行できる仕組みを構築したことになります。
FRBの発行する米ドル=Mete(米国政府財務省発行の米国債通貨)
ということになり。米国政府が直接通貨を発行することはしていませんが、Mete財団が、実質米国債を大量に買い上げて米国債通貨を発行しているのですから、結論として、米国政府の財務省が米国債を発行するということは、Mete財団を通じて通貨を発行しているのと同じ意味になります。実は、これは大転換期の新しいマネタリーシステムであると理解するべき重要なことです。
米国財務省の米国債通貨が、実は世界共通通貨として世界共通通貨と固定レートで交換できる仕組みを構築しているのが、Meteのマネタリーシステムということになります。
Meteとは、新しいアメリカドルということになります。これが世界共通通貨の米国財務省の米国債を1ドル=1Meteで表現して世界中で貿易決済で使える仕組みを構築しています。
筆者は何を言いたいのか?といえば
これからの時代は、従来型の銀行システムが今後、復興財源としてつくられたケインズの提唱し、表の金融から消えていったマネタリーシステムであるゴールファンドによるクレジットが、今後表に出てきて通貨システムを作り上げるということを伝えたいのです。
この時代の変化に気づかなければいけません。
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