MSA 総合研究所です。
欧州で行っている PPP に参加したいというような相談も時々受けますので 欧州の PPP について説明します。
基本的にはSBLC/MT760 これを銀行に発行してもらう必要があります。
日本の銀行でもスタンバイ LC を発行する銀行がありますのでそれを考えたら日本の銀行からでも参加できないことはないのではないかと思っています。
SBLC スタンバイ LC というものはどういうものかと説明すれば 例えば1年間の貿易取引をするとなればその間で 万が一 支払いの不履行が発生するような場合があればその支払いを保証する という内容になります。
ただ単に 支払い保証するというだけですから 債務不履行 などが起こらない限りは これは使われることはありません。
やっぱり 取引先に対して スタンバイ LC を発行し スタンバイ LC を受けた 海外の企業は 万が一の時の支払い保証をされたわけですから 与信枠を借り受けたことと同じようになります。
銀行の与信枠を借り受けた 海外のトレーダーは何らかの取引をし利益を与信枠を貸し出してくれた 出資者に対してリターンしてくれるというのが PPP になります。
長期間のスタンバイ LC の発行をすると長期間の収益が帰ってくるという風になりますので PPP としては長期間のスタンバイ LC を発行するということが長期間収益を得ることができるという仕組みになります。
簡単に言えば 取引先のトレードをするための与信枠を貸してあげるというのが PPP の基本的なルールです。
これは欧州でのプラットフォームでの話です。
日本国内の PPP ではありません。