最近 新たなPPP の話が出てきましたのでしばらくは少し PPP について詳しく説明したいと思います。
この取引について 日本ではあまり 定義が知られていないのですが金融商品における 大口割引 取引を行う案件のことを PPP と言います。
簡単に言えば 例えば 額面が1万円の債券 これは市場で1万円の価値があるとします。
それを 売主が大量に取引する場合ですと8000円で1万円の債券を売却するといえばその差額における利益は2000円ということになります。
つまり PPP というのは 一般的な証券市場では割引では販売されない金融商品を特別な場合に限り 割引 で販売をするということを行います。
このような 販売の方法は大口の個人を対象にした取引が一般的になるために プライベートプレイスメントプログラム という プライベートな募集をかける プログラムだということで行われています。
債権というものは基本的には 債券の売主が支払わないということをデフォルトしない限り必ず支払いされます。
割引の債権というものはどういうものがあるかというと 簡単に言えば借金の手形を途中で割って欲しいということで 金融機関にお願いするということも一つの債券の割引における現金化とも言えます。
ですから 債券市場における現金化の手段として割引で販売されることは時々あることで 常に 額面で販売されているとは限りません。
ですから 割引債という金融商品は存在しており 割引債を用いて このような取引を行うケースがあります。
また PPP の取引の場合は大口の取引に対して特殊に 現金担保に対してレバレッジをかけて 取引を促進させる場合があります。
このことを クレジット ラインを発行するといいます。
ICC 国際商業会議所のルールでは1年間に1%のものを最大100%にすることができるというルールがあります。
例えば1億円の担保力があればそれに対して最大レバレッジを100倍すると100億円の資金を作ることができます。
この意味は1億円の現金担保を用いて レバレッジをかけて 100億円の借り入れを起こすということになりますので これはあくまでも 借金です。
100億円に増やした借金によって大量の割引債を購入すれば 例えば20%の割引債といえば 100億円の20%ですから 20億円の利益が割引で購入し 転売することによって利益が出ます。
このように計算すれば初期投資が小さい にしても大きな利益が出すことができるのはこの現金担保を用いたレバレッジの取引という魅力があります。
はあくまでも 借金をして購入をするので このような取引は必ず割引で販売される商品を絶対に高値で買ってくれるという買取保証がなければ このようなレバレッジをかけた取引というのは行うことはできません。
つまり 債権などを必ず買い取るという 買取保証がついている商品であれば レバレッジをかけてこのような取引をすれば大きな収益率になります。
これが PPP と言われている特殊な取引の方法です。
レバレッジを100倍にするというのが最大値になりますが1億円が100億円になり10億円が1000億円の取引を可能とするわけです。
それで 必ず利益が出る 取引を行えば 収益は大きくなります。
これが PPP の最大のメリットです このことを知っているかしない 知らないかでこの世界の話を聞いた時にチャンスと思えるのか そういう話は詐欺の話であると思うのか どちらかになります つまり PPP に関する知識があればその常識に従って理解をすれば大きな収益があるということが理解できます。
