なぜ、この世界が不明瞭であるのか?明確に伝えるべきではないか?償還金(BGの収益化)について
日本で、償還金(BGの収益化)による資金提供の案件を定着させるには、明確な説明が必要になるでしょう。この部分をあやふやにして説明しているので、結論、意味不明だと言われるわけです。
ゴールドか外債(米国債、ユーロ債)の担保は、資産管理者から提供できます。そこからプロジェクト資金を提供できますが、それには、手続きが必要になります。資産の法定名義人しての資料は、資産管理者から提供しますので、
そこからかかる費用
つまり、銀行においてBGの発行手数料、これは、SWIFT MT760 BGと言われる365日+1日のSBLCの期間を有した支払保証をした銀行保証の発行委託費用、それで、あなたがプロジェクト資金を投資銀行からノンリコースローンで資金を調達する際の支払い不履行に関する保険料がかかります。その費用を捻出していただいたら、資金提供は問題なくできます。アセットのリース料は、融資実行後でよいので支払ってください。といえば、分かり易いのです。
この話がなくして、なにか神様が資金をくれるような世界の話なっているので、おかしな話です。つまり、銀行保証のBG発行委託費、ノンリコースの支払保証の保険料がかかるのです。アセットはいくらあっても、現金は提供できないのです。そのことを伝えるべきでしょう。
筆者はそう思います。
これであれば、明確です。なぜならば、筆者も海外法人での事業は、プライベートバンクのメンバーとしてこの業務に関係しているので、明確な話です。
育成資金の世界は、不明瞭だといいことを言われて、なかなか理解されない理由は、国際金融の仕組みにおける説明が不明瞭であり、重要なことを言わないで話をするので、意味不明なことになっているのです。
ただ、それだけの話です。