MSA 総合研究所です。
このブログでは国際金融を用いた資金調達についての内容を書いています。
国際金融の資金調達 といえば シンプルにスタンバイ LC の収益化と呼ばれているプログラムが最も メジャーです。
それと運用に関して言えば PPP つまり プライベートプレイスメントプログラム と呼ばれている債権を用いたトレードが有名です。
基本的にはこの2種類が非常に メジャーで それ以外の金融商品というのは基本的にはないと考えたがいいと思います。
つまり スタンバイ LC の収益化を行い その財源は PPP を用いて 銀行融資された資金を自動的に完済する仕組みになっているというのが このパターンです。
したがって スタンバイ LC を使って 銀行融資を行った資金も返済不要の銀行融資として提供されるということになります。
この仕組み 何度も説明はしていますが 色々なところで使えます。
特に不動産などの大型物件を購入する際の資金調達にはこの国際金融における資金調達は非常に有利になります。
なぜならば 銀行 手数料を支払えば 返済不要の銀行融資として資金が提供されますから不動産を実際のことを言うと ディスカウントで購入するのと同じようなイメージになります。
例えば1000億円の資金調達をしようと思えば だいたい 銀行 手数料はその額面の2%前後ということになります。
つまりそういうことなんです。
スタンバイ LC の収益化 を使い 資金調達をしたもので 不動産物件を購入すれば1000億円のビルを購入したとしても 実際にかかった費用は そのたったの2%の20億円以内ということになるわけです。
ですから 98%以上金融的なメリットを使い ディスカウントで購入できたというようなイメージになるわけです。
この資金調達は小さいレベルでの資金調達はできませんが ある程度の不動産 つまり 50億円以上するとか100億円以上するとか それぐらいの規模の不動産を購入する際にはスタンバイ LC を用いた資金調達 というものは実はかなり有効的な資金調達の方法だと言えるでしょう。
最近日本の1等地の不動産が外国人の不動産投資家がどんどん買っているなどと言われていますが 日本人はあまり使わない 資金調達の方法で 多分彼らもきっとこのような仕組みで資金調達をしているので 金額的にいくらでもいいから購入するような人たちがいるのでしょう。
つまり お金があるということよりも国際金融の仕組みを理解している人たちが不動産投資をすれば必ず通常の銀行融資で資金調達をする人よりも スタンバイ LC を用いた資金調達をした人が不動産投資で勝つのは当たり前です。
普通に不動産を購入すれば100の資金を調達するのに金利が安いと言っても 120以上の資金を返済しなければいけないわけです。
スタンバイ LC の収益化の場合は通常は3%前後ですから 100ある資金のうちの3%だけ支払えば100あるものが買えるわけです。
不動産の物件 自身は ディスカウントされることはないとしても金融面でディスカウントがされているということになれば ディスカウントで購入したのと何も変わらないわけです。
つまり そのような仕組みによって資金調達をするということは これは 国際金融を用いた不動産投資ということを考えれば不動産の利回りが いくらか などと ほとんど考える必要などありません。
100億円の不動産を購入するのに 年間利回りが3%しかないというような物件は都内にはたくさんあります。
普通に 銀行融資をして購入すれば あまり 儲からないなっていう感じがするのですが100億円の不動産をスタンバイ LC を用いて これを3億円で購入できればどう思いますか。
つまり 100億円の物件を3億円の経費で購入したということになるわけです。
考えてみれば こういう投資が絶対負けません。
どんなに価値が悪くなったとしても 100億円の物件が5年後には3億円以下になることはまずないでしょう。
つまり 多少の投資が下手だとしても この仕組みを使えば投資に負けることはありません。
つまり国際金融を用いた外国人投資家達は巨額な投資がなぜできるのか 日本人には理解できない交流の仕方という言い方をされますが このスタンバイ LC の収益化 というプログラムを理解している人たちにとってはこのような投資というのも 理論上は可能ということになります。