無償還ローン:返済不要融資資金の仕組みについての解説(欧州投資銀行とPBにおけるサービス)
日本では都市伝説的に言われている返済不要の融資について説明します。これは、欧米では、BGの収益化ということで国際金融の世界では説明されている仕組みになります。大量のアセットを保有しているアセットホルダーからアセットの使用権を期限付きでリースします。その後、アセットのリース情報を銀行に持ち込み、銀行でBG(銀行保証)を発行してもらいます。その際には、数十万ドルの委託料が必要になります。その後銀行から投資銀行に対して、SWIFT MT760BGを送信して、投資銀行は、そのBG情報を見て、BGを担保とみなしBGの額面に対して65%〜80%の融資を実行します。融資を受ける顧客は、融資の支払い保証をする保険に加入します。つまり、銀行もリスク回避のために支払保証保険に加入後に融資を実行します。(ノンリコースローン)、保険料は、数十万ドルかかります。
BGのリース期間は、365日+ 1日です。銀行から融資が行われた際に、すぐに、BGのリース料と管理費をPBに支払います。それで、残った資金については、融資を受けた投資家が自由に資金を活用することができます。また、その資金については、無償還ローンということになりますので、返済不要の資金として活用することができ、PPPへの投資、プロジェクトへの投資ができます。
これが、仕組みになります。
※この償還金に申し込むのは、国籍、性別、業種、企業の規模、特に基準はありません。融資保険料が払えることと、プロジェクトがあることで申請可能な資金です。10億ドルの無償還ローンの資金調達で、保険料は、80万ドルです。最低融資額の200万ドル程度であれば、返済保証保険の保険料は、11万ドルほどです。