□ゴールドローリングについて
情報ですが、ゴールドのローリング取引については、最低100Kg単位であれば、現在は募集枠があるということです。
情報まで
ゴールドのローリング取引は、なぜ行われているのでしょうか?そのことについては、過去のブログでも説明していますが、ゴールドの運用というのは、UCC(統一商法)による抵当権設定をして、クレジットを銀行で発行して、資金を作ります。つまり、抵当権の設定は、UCC1で5年、UCC3で10年ということで、証券化されたゴールド債を使って資金の発行を行います。
つまり、割引で販売されてローリングされるゴールドは、5年以上と言うことを言われますが、ゴールド債による運用は、UCC1で5年、UCC3で10年と決まっていますので、インゴットにしてから5年以上経過したゴールドの割引販売をするということになります。つまり、ゴールド債における運用済みであるゴールドを割引で販売をして、第三者の名義に移転をして、そのゴールドを精錬場が買い上げ、精錬所がゴールドを溶かして再度、インゴットにして、刻印をして、シリアルナンバーを登録することで、新しくゴールドが運用に回せる用意なります。つまり、その作業をするには、現在の名義人から新しい名義人へ」名義変更をして、そして、精錬所に買い上げてもらい、新しい刻印を入れて、再度、運用に回すことで、ゴールドの運用が継続しておこなうことが可能になります。
ゴールドのローリングという作業は、ゴールドの名義移転と新しい刻印をいれるためのゴールド再生のために行っている仕組みと言えます。
割引で販売されることに違和感を持つ人がいますが、名義変更に協力をしてくれる方に収益を渡せるモデルということになります。