通貨には、ハードカレンシーとソフトカレンシーがあるそれは裏付けがなんであるかということは、金本位制度からの名残でもある。
ハードカレンシーという言葉を知っているだろうか？これは、国際決済通貨のことで、国際間での貿易決済に用いる事ができる通貨のことを指す。
流動性の高い通貨・・・ということになる。
また、その逆に、ソフトカレンシーという言葉もある。
これは、その国、地域のみで流通する通貨のことで、外国との国際決済に使えない通貨のことであり、流動性のない通貨として言われている。
ハード＝物理的なものを 指す カレンシーは、英語の意味は、通貨である。
ソフト＝物理的なものがないものということです。
これを見れば理解できると思いますが、通貨の世界は、金本位制度からの仕組みを継承しており、ハードカレンシーとは、ゴールドの担保力を持っているクレジット（通貨）であること。 ソフトカレンシーとは ゴールドの担保力の裏付けを持っていないクレジット（通貨）であることということで、理解できる。
現在におけるハードカレンシーは、G7の国の通貨が中心であると言えます。
国際市場において、他国通貨と自由に交換が可能な通貨のことです。現在はUSドル、ユーロ、円、UKポンド、スイス・フラン、カナダ・ドル、スウェーデン・クローナなどがハードカレンシーとされています。 また、国際為替市場で中心に扱われる通貨のことを基軸通貨（キーカレンシー）と言います。
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つまり、流動性の高い通貨というのは、M1資産に担保された通貨ということで、これは、ゴールドの担保力によって、生まれたクレジットを使っているかどうかということが流動性の高い通貨ということが言えます。
ゴールドを担保にしてつくったゴールドクレジットは、国際決済通貨として使えるという世界的ルールが存在しています。
ただ、クレジットの世界でも銀行は信用創造の世界では、第三者の担保力が証明できれば、クレジットを発行できますが、これは、国内流通用のクレジットであり、国内流通用のクレジット（ソフトクレジット）とゴールドを担保につくった（ハードクレジット）は、同じ通貨の中でも価値が違うといえます。つまり通貨の中で、最も流動性の高いクレジットは、ゴールドを担保にしたクレジット、ゴールドクレジットということになります。
ゴールドクレジットの作り方については、以前も説明しましたが、米国NY国務省のUCC(統一商法）にゴールド担保して、そこから生み出したクレジットは、国際決済通貨として使えるゴールドクレジットになります。これが、POINTです。
この仕組みによって、世界最大のゴールドクレジットを提供している組織は、それが、歴史的資産をバックに持つ金準備銀行（非公開）のフロント企業が行なっているゴールドクレジットの分配作業というのが、世界でもっとも流動性の高い通貨、ゴールドクレジットを市場に投入する作業と言えます。
今、世の中もは仮想通貨（暗号資産）や世界中の中央銀行がデジタル通貨などと言っていますが、それは、ハードカレンシーとしての通貨革命を行なっているのでなく、ソフトカレンシーとして、地域通貨の拡大をしているのです。この意味が理解しなければ、筆者の説明している通貨の価値が理解できません。
ハードカレンシーは、ゴールドの裏付けを持った通貨であり、ゴールドの流動性の高い資産価値を利用して通貨を生み出しているので、国際決済通貨としての価値を持ちます。
ソフトカレンシーは、これは、裏付けになるゴールドはなく、国家の信用力のみで通貨を発行しています。これは、地域通貨で、ある一定の限られたエリア内だけで流通する通貨であり、国際的に決済することができない通貨になります。
デジタル通貨の時代になり、各国でもデジタル通貨の普及をして、友好国へのデジタル通貨の売り込みをしていますが、その理由は、ソフトカレンシーでも国家の信用力があれば、同一通貨を使うのであれば、自由に使えるということになりますが、それを言い出すと、通貨の価値を担保するものがあるのか？と言われると、それなりに何らかの資産によって保証されると、明確な回答が言えない通貨ということになります。
つまり、筆者が説明している通貨の配布についての案件は、すべてゴールドクレジットであり、ハードカレンシーとして国際決済ができる通貨の配布を行う案件について説明しているのです。企業育成資金の財源も、筆者の所属するMete通貨の裏付けは、全て、歴史的資産をもつ金準備銀行から生み出されたゴールドクレジットによって作られた資金であるということになります。
ここまでこの話が理解できれば、完璧な回答が言えますが、これは、相当頭の中が空間的に把握ができないと、この通貨システムが映像として頭なかでイメージできないと思います。
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