こんにちは
都市伝説の金融でもある「償還金」の世界を詳細に説明しているブログです。
このブログの特徴としては、国際金融の世界には、神がいるということを前提に話をしたいと思います。
1ドル札には、「プロビデンスの目」というキリスト教でいうところの全知全能の神が描かれています。つまり、通貨というものは、全知全能の神ということになりますが、お金は2つの世界を作ることができると言えます。
世界を破滅させる「ハルマゲドン」そして、世界を救済させる「メシア」の存在になります。
ハルマゲドンの世界というのは、通貨の仕組みで借金を作りながら、経済を拡大させる世界ということになり、これは、現在における世界の銀行システムということになります。現在、各国は、非常に借金問題で苦しんでいることになります。
人類にとっての最終戦争などとも言われていますが、つまり、現行の銀行システムだけでは、いつかは世界は破綻することは計算上でわかっています。そのことを指摘したのが、「貨幣論の提唱者」ケインズです。彼らは、第二次世界大戦中に、米国ブレトンウッズ会議に於いて、通常の銀行システムだけであるといつかは世界は破綻する、そのために、別の仕組みつまり、ゴールドの運用によって、資金を生み出し、その資金を世界の復興ために活用すべきと提唱したことが、ブレトンウッズ会議における特別条項の中で決まりました。そのことが、PPPにおけるルールの基本となっています。
ただ、この金融システムは、国連の傘下である「国際復興開発銀行」によって、経済回復を理由にゴールド運用の仕組みがスタートして、欧州の戦後復興で大いに効果を出しました。日本でも同様に、日米償還金協定によりゴールドの運用益を戦後復興の財源とした歴史があります。欧州はマーシャル・プランです。
ただ、この仕組みについては、銀行家にとっては、利益を追求するのに適さない仕組みであり、その制度をやめせるべき動きにでたことは、国際金融の世界では密かにしられています。
歴史的には、若きエースであった米国大統領の暗殺事件がありましたが、そのことが関係していたなどとも言われていますが、現在も謎であると言えます。ただ、言えることは、そのことが今のBRICsの独立運動につながっていると言えます。
本来は、途上国である国々の通貨支援に乗り出す予定であった王族ゴールド(ソブリンロイヤルポートフォリオ)のゴールド運用は、その事件がきっかけで、第三世界への救済が遅れたと言われています。
その後の世界では、米ドルは金ドル本位制度をニクソンショック後にやめてしまったことで、信用創造がスタートしましたが、通貨の価値は下落を防ぐために、外貨準備高という基軸通貨を各国が持つことで持株制度のようにして基軸通貨の価値を保持してきたと言えます。
ここに来て、急激にBRICs諸国では、ドル資産を売却して世界的にゴールドの保有高を高めようという動きが強まっています。その背後には、ニクソンショック以後の石油取引については、米ドルを用いるという「ペトロダラー」の世界での契約が、50年間であったと言われており、中東諸国と契約していたドル取引の期限が終わり、サウジアラビアなどは、人民元よるドル取引などを認めるという動きがスタートしたことで、世界が完全にブロック化する動きが強まっています。
通貨派遣における世界のブロック経済化が進んでいます。その中で各国は、自国通貨の保証するには、今までの基軸通貨である米ドルから、ゴールドへ移行しているのです。
このことが、世界の通貨システムの大転換期に向かっていることになります。通常の技銀行システムとしての債務を作りながら経済の拡大という従来の仕組みに対して、世界が2分化していることで、今までの通貨価値の保全が難しくなり、従来の基軸通貨も、ゴールドの保有高を高めるかなにかをしなければ、実際には通貨の価値を保全するのが難しくなってくると言えます。このことが、実は世界にとっても大きな摩擦につながっており、覇権国争い友いわれています。
その中で、日本の立場でいえば、日本は、第二次世界大戦後の復興財源で日本ゴールドの担保力を復興財源の裏付けとしてリースしていましたが、1995年に行われた王族会議により、銀行連合への時期ゴールドのリースは更新しないということが決まり、その更新時期が過ぎたことも、通貨のデジタル化につながっているとも言われています。
つまり、ゴールドのリースに関する抵当権の抹消までは、国際ルールでは、30年から33年で更新されるとされており、更新時期を過ぎたことがデジタル化の波が中央銀行でも進んでいる原因だとされています。
これからの時代は、紙幣による経済はなくなり、デジタル決裁の世界に全て以降していくことになります。そうなれば、なおさら世界は、一つのプラットフォームで通貨の価値を保全する必要があり、やはり、ゴールドの世界に戻ってきます。
また、銀行システムも、融資型の銀行システムよりも、信託型の銀行システムが重要になり、まさに、信託される銀行システムは、銀行システムの根源である「ソロモン王の資産から始まり、ソロモン王の宮殿に拠点をおいたテンプル騎士団の資産管理である信託の仕組みが重視されるようになります。
つまり、騎士団における資産信託の世界 つまり、SRP「ソブリンロイヤルポートフォリオ」の信託資産が生み出すゴールド運用の世界が重要になってくることになります。
SRPに信託された世界最大のゴールドは、以前のブログでも説明していますが、簿外ゴールドとして管理されており、表の銀行管理のゴールドよりはるかに多い量のゴールドが存在していると言われています。
その3000年に及ぶソロモン王の時代から存在する王族ゴールドの資産から現在まで蓄えら得た資産を管理しているのが、騎士団による「世界的信託業務」であり、世界経済の裏付けとなっていると言えます。ただ、この存在感を示すことなく、密かに保全されていますが、その世界で運用されている資産を開放する手段が「償還金」の仕組みやPPPの仕組みと言えます。
このことが離開できれば、マネタリーシステムの大きな転換期とは、どういう意味か理解できるようになるでしょう。
つまり、デジタル化の波の中で、3000年以上の歴史のある信託資産であるSRPの運用益が流れ出し、ゴールドの裏付けされた資金が世界経済を保全することができれば、それは、メシアの登場といえますが、これが円滑にできなければ、デジタル通貨のみの流通であれば、通貨価値の暴落を招く可能性があり、世界の混乱が最終戦争と言われる「ハルマゲドン」につながるということを予想すると、なんとなく理解できると言えます。通貨は、ただの数字でありますが、その数字の価値の作り方で、光と闇の世界が存在していると言えます。
プロビデンスの目を持つ通貨は、全知全能の神であるが、良くも悪くも極端な世界を形成する可能性があるために人類は、どのような選択をするか、人類の運次第ということになっていると言えるでしょう。