安全保障についていえば、そのなかでも経済分野に関係する「通貨コントロール」について、専門的に述べています。私自身は、日本の失われた30年の原因や、日本の国債が1965年以降ひたすら継続して発行し続けていることについて研究しました。
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結論、1945年から1965年までは、日本はSRP(ソブリンロイヤルポートフォリオ)=(アジア王族グループの資産)からの融資があったからです。また、与信枠の寄与などもあって、日本政府は直接的に米国からの建材援助を受けることができたと言えます。当時は世界銀行ということになります。世界銀行は、国連銀行として設立した銀行であり、国際復興開発銀行として、戦後復興のために資金を提供しました。昔の償還制度というのは、世界銀行から借り受けた資金のうち、半分の資金については、直接活用して、半分の資金については、長期間の30年償還プログラムとしての4%ゴールド運用により償還したといえます。
資金は提供されて、長期運用により資金を償還する制度をおこなっていたといえます。2012年以降は、SRP(アジア王族グループ)の資産については、米国財務省に登録をして、米国財務省で監査された後に、米国財務省が国際為替手形を発行することで、その国際為替手形を米国国務省のUCCの抵当権設定を行い英国準備銀行にて、クレジットを発行させて、その発行した資金を開発援助資金として、加盟国への援助資金として資金譲渡プログラムとして資金を送金しています。
これが、世界で唯一の仕組みとなります。この仕組みについて、日本は深く理解する必要があります。ただ、戦後間もない頃から昭和の高度経済成長期は、世界銀行からの開発援助プログラムを最大限に経済開発のプロジェクトを行ってきたといえます。
筆者が説明しているのは、グローバル銀行システムを構築している資産というのは、表向きの銀行業務でなく、世界開発援助におけるグローバル銀行システムの仕組みで、この仕組みに関しては、SRP(ソブリンロイヤルポートフォリオ)のゴールドによって発行された通貨(クレジット》を使った通貨システムであると言えます。この仕組みが世界で唯一の仕組みであり、日本がもしマネーサプライをすることを考えるならば、この制度を活用する以外、現行の法律憲法の中では、それ以外、選択方法がないと言えます。
つまり、失われた30年の問題や、そして、日本の政府国債の問題の根本的解決の方法についていえば、マネーサプライについての仕組みを理解して、もともとグローバル銀行システムの中で形成されている通貨の仕組みを理解して、最大限にその仕組を利用することで問題解決につながると言えます。その問題解決の方法について筆者は説明しています。
どこに問題があるのか?どこに解決策があるのかを知れば、次は、その作業をどうするのかということだけです。つまり、問題解決する答えが存在するということです。