企業育成資金(償還金)といわれる仕組みについて図式で説明すれば、上記のようになります。財源は、国連設立時に欧州アジア王族グループによって寄付された財源(SRP)が基礎財源になっていますが、この財源は、現在米国財務省の監査によって、国際為替手形を発行しています。それを米国NY国務省でUCC登録を行い、ユーロの発行を行うために英国のプライマリーバンク(準備銀行)でユーロを発行しています。その資金の譲渡プログラムに参加する条件として、
申請国(日本)の銀行からSWIFT MT760 SBLCを発行して、1年間のブロックをします。それによって、英国プライマリーバンクより、ユーロ収益が毎月送金されます。つまり、ユーロにおける外貨収入になります。
また、申請時に、1年後にSBLCの発行金額と同等金額のユーロが譲渡されることが契約上で結ばれますので、日本側の銀行で日本円を発行します。それと、指定都市銀行に送金をして、資金を申請者の代表取締役に提供します。つまり、ユーロでの運用益は、1年間をかけて分割で支払いされることになりますので、1年間の短期債での通貨を発行し、ユーロの収益(譲渡資金)によって、自動償還します。
これが、企業育成資金(償還金)の仕組みということになります。
これは、米国政府、国連規定、英国準備銀行、日銀、指定都市銀行、日本政府などの認可を受けて行うプログラムになります。根本は、SRPの資金譲渡プログラムが存在しているので、この仕組みが成り立ちます。SRPにおける資金譲渡プログラムを実施しているのが、筆者がアンバサダーを務めるメテ財団です。
これで、分かると思いますが、そんな素人ができる話ではありません。
これは、国際金融のプロ集団の仕事です。