■グレートリセット後の通貨システム、金本位制度になるいわれるが、実際はどのような計画であるのか?
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世界の銀行システムが、通貨発行に関しては、グレートリセットを迎えた後に、どのようになるかを説明します。
つまり、世界的な通貨リセットを迎える日は近いと言われています。スイスのダボス会議でグレートリセットが話題にのぼり、世界では、世界の中央銀行システムが大きく変わる時期に達していると言えます。
通貨には、2種類の通貨があると言えます。
1,国内流通を目的とするクレジット、ーこれは、銀行が自国内の不動産資産などの流動性のない資産を用いてクレジットを発行した通貨は、国内流通通貨として、銀行が発行します。
2,国際決済通貨ーこれは、ゴールドを担保にして、クレジットをプライマリーバンク(準備銀行)で発行した国際通貨ということになります。
つまり、グレートリセット後の世界というのは、2種類の通貨が流通する社会になると言えます。国内用の決済通貨(不動産などの流動性のない資産のアセット)から発行する通貨(クレジット)
もう一つは、国際決済通貨(国際貿易で用いる通貨)これは、ゴールド(流動性のある資産)を担保にして準備銀行(プライマリーバンク)で発行された通貨ということになります。
つまり、ゴールド資産を持たない中央銀行は、国際決済通貨を発行することができなくなり、貿易決済ができなくなります。現在、BRICs諸国や、各国中央銀行が、準備金の保有としてゴールドの保有量を増やすことを推進しているのは、今後、グレートリセット後は、ゴールドを担保にしたクレジットでなければ、国際決済通貨として用いる事ができないというルールになるためです。
つまりグレートリセットの時代というのは、国際決済通貨に関しては、必ずゴールドの裏付け(流動性のある資産)にしてください。というルールになることだと分かれば、わかりやすいです。国内決済(地域通貨)に関しては、従来通りの銀行が国内不動産などの【流動性のない資産】を使って、資金を流通させることができます。ただ、ゴールドの裏付けがなければ、国際決済に用いる事ができないという成約になります。