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中央銀行のデジタル通貨発行についてのニュースを見て

ニュースを見ているとここ最近 中央銀行も各国でデジタル通貨を採用するという動きが活発化しているということです。

 

中央銀行の94%がCBDCの導入を検討中:BIS調査 | CoinDesk JAPAN(コインデスク・ジャパン)

 

このようなニュースが流れてくる 背景にはやはり 通貨システムが大きく変わる時期になってきていると言えます。

 

今までの連邦準備制度に対する裏付け資産であった ゴールドは銀行グループから現在は王族 グループへ資産 償還が行われており、 そうなることで 連邦準備制度におけるゴールドの管理権というものが 各銀行のものではなくなってきているという話になります。

 

つまり 中央銀行というものは 欧州の銀行グループによって世界中に展開されたわけでもともとはイ、ギリスの 銀行 友愛会などが王族のゴールドを借り受けて それを 各国の中央銀行にまた貸ししていたというのが正直な 裏付け資産というわけになるのですが、現在における担保 口座の裏付け資産というものは 銀行家グループではなくなり、 それらの資産は王族 グループに戻されてきているということが実は 背景には デジタル通貨が今後 普及していく原因になっているとも言えるのです。

 

つまり そのような通貨の背景というものが デジタル化することによって関係なくなってきますので、ある 意味一般の企業が発行するブロックチェーンの技術と中央銀行の発行するブロックチェーン技術におけるデジタル通貨 というのは ただ単に 看板が中央銀行であるという以外は特に差をつけることができなくなるというのが、 これは実際のところ と言えるでしょう。

 

つまり、そうなればそのような資産というものが本当の意味での通貨の価値というのがあるのか、ということを多くの方が疑問に思い始めれば、この仕組みが成り立たなくなるのですが、その裏付けが ゴールドであるということになれば話は別ということになるのですが、 このニュースを見る限り ゴールドを裏付けにするものではないという風に書いているところを見ると、 これでは実際のところ言うとデジタル通貨の世界はどういう風になるのかというのが疑問に感じる部分があります。

 

ただの これでは企業ポイントと同じような数字 上のマネー ということになり、 もし デジタル通貨 だけ の普及ということになれば これは 仮想通貨と何が違うのか という話になり、 最終的に 中央銀行というものが不要という話になる可能性もあります。

 

つまり、 各国の中央銀行 システムというものが今後どのようになっていくのか というのを考えていくと 、結局は強い通貨を持っているデジタル通貨を発行できる その通貨が普及するということになるでしょう。

 

弱い 通貨を持っている国のデジタル通貨 というのは 国民はそのデジタル通貨を使わなくなり強い通貨のデジタル通貨を活用するようになるために結論として強い通貨は 生き残るが弱い通貨は 生き残らないという、今までの中央銀行のようにその国は1つの中央銀行であるという世界は成り立たなくなっていくと言えます。

 

このような時代が、到来するようになってきておりますので、 それらのことを考えても 、今後 通貨の世界というものが非常に不安定になる可能性もあり、 この変わり目 つまり グレート リセット という大きな変わり目をいかに乗り切るかというのが 人類にとっての大きな課題でしょう。

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