簿外資金のほんとうの意味を理解しよう。これは、金融の仕組みです。
新しくM資金について本が出版されたということで、聞いたのですが、中身は読んでいませんので、何を書いているかを直接は理解していませんが、常に、話題になるということは、いい意味でも悪い意味でも注目されているということだと考えています。
実は、2つの派閥が有ると考えられます。M資金について怖がらせることを目的にしている人たちのグループと、真実の情報を伝えようとしているグループの2つのグループが存在して、常に、情報戦を行っていると言えます。
さて、1933年に米国が金本位制度の崩壊が原因なり、世界恐慌から復興するために、金の管理を軍が管理して、国民に金の保有を禁じた時代がありました。
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アメリカの金本位制停止
世界恐慌期の1933年、アメリカのF=ローズヴェルト大統領が、ドル流出防止策としてに実施。世界の金本位制が崩壊した。
1933年3月に就任したアメリカ合衆国のF=ローズヴェルト大統領が、世界恐慌対策として、銀行倒産などの金融不安解消のために、1933年4月19日、金本位制停止に踏み切った。これは、ドルと金の交換を停止して、アメリカのドルの流出を防止しようとしたものであり、これによってアメリカ合衆国は連邦準備制度による管理通貨制度を採ることとなった。すでに1931年にイギリス、日本が金本位制離脱(金輸出の再禁止)に踏み入っていたので、世界的にも金本位制は崩壊し、管理通貨制度の時代へと転換した。
要因としての金融危機
1929年10月24日にはじまる世界恐慌で株式が大暴落したが、同時に銀行の倒産が起こったわけではなく、銀行倒産は約1年後の30年から次第に増え始め、33年にはピークに達して爆発的に増加した。恐慌が長期化し、さらに31年にイギリスが金本位制を停止(離脱)し、ポンドを切り下げたため、アメリカの金が流出することとなったことが要因としてあげられる。金融不安から預金者が一斉に預金引き出し(取り付け)に動き、銀行破産が急増した。
F=ローズヴェルトの金融不安解消策
就任直後の1933年3月9日(木曜)に緊急銀行法を特別議会にかけて成立させ、銀行休業日を無期限延長して取り付け騒ぎを抑えた。さらに10日(金曜)には緊縮財政法を通し、大統領・議員・政府職員などの給与の15%削減、軍人恩給の削減などを打ち出した。そして日曜日にはラジオの「炉辺談話」で銀行の営業再開を約束、国民に預金を訴えた。月曜には安心した国民が現金を預金につめかけ、「資本主義は8日で救われた」と言われた。
金本位制の停止とドル切下げ
3月の銀行休日宣言の際に金銀貨・地金の輸出を先ず禁止し、4月5日には金貨等の退蔵(使わずにしまい込むこと)が禁止され、1933年4月19日に金輸出禁止令によってドルと金の兌換が最終的に禁止された。ドルは他のすべての通貨とフロート(浮動、連動して発行される)ようになり、ドル切下げはこの時点ではじまったといえる。ドルが下落したことによってアメリカの輸出品、例えば綿花などの輸出が勢いを盛り返した。
同1933年6月、世界恐慌の通貨問題を話し合うためのロンドン世界通貨経済会議が開催され、金本位制を維持しているフランス・イタリア(金ブロック諸国)と、停止したイギリス・アメリカ・日本などが対立した。金ブロック諸国は停止国に将来的な金本位制への復帰を宣言することを迫ったが、アメリカ発よく拒否して物別れに終わった。
管理通貨制度への移行
1934年1月、金準備法が制定され、これによって連邦準備銀行から財務省に金貨と金地金がすべて引き渡され、財務省が唯一の合法的な金保有者となった。F=ローズヴェルトはドルの金価格を約40%切り下げて、当時の実勢に近い金1オンス=35ドルに固定し、管理通貨制度への移行を完了した。ドル切下げと金本位制離脱=管理通貨制の採用によって、国内物価引き上げを優先して(国際的な為替安定を犠牲にして)国民的要求に応えたと言うことが出来る
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1933年から1944年は、ブレトンウッズ体制を築くまでは、米国は軍部を中心に米国国内、世界から金を集めることを行ったと言われています。その金を保管するのが、フォート・ノックス(ケンタッキー州 米軍陸軍基地)と言われています。
第二次世界大戦後も金を集め続けて、大量の金が簿外管理で保有されたと言われています。実際に言えば、これは、原因は、1933年の世界恐慌からの脱却のために、金本位制度による取引を米国国内で取りやめ、軍部により管理され、金を一括管理したことがスタート言えます。
この政策の延長線上で、米国は大量の金を集めることで、世界の銀行システムの中心になることを(基軸通貨)になることを目指したと言えます。これが、基本になります。
確かに、なぜ、公開されている金と、非公開の簿外管理されたゴールドの2種類に分けたのか?といえば、当初表向きに集めた金の量、すなわち、1944年にブレトンウッズ体制を築いたときのゴールドの保有量を基準に世界金融システムを設計してたのですが、その後、日本軍などが関係してインドネシア、フィリピンなどに保管された金の保管量が、遥かに多くの金が見つかったといいことで1944年のブレトン・ウッズ体制で決めたゴールドの量よりも遥かに多いということで計算すれば、ブレトンウッズ体制についてもう一度計算し直す必要がでてくることで、新たに、アジアで見つかった日本軍などが関連して保管されたインドネシア、フィリピンの金塊を世界の銀行会計に計上しないで、簿外管理としたということが原因しています。
しかし、実際のことを言うと、今でも継続的に採掘が続いており、全量把握仕様としています。ただ、この業務は、軍部の作戦として行わているので、非公開事業となっています。
簿外金の担保によって生み出された資金については、年利4%で30年間満期での償還計画で運用されており、常に資金が増える続ける仕組みになっていると言われています。
ただ、簿外管理された金を活用しないで放置していても鉱物しての金としてしか、活用する方法がありませんので、資金を発行するために、ゴールドクレジットを生み出す仕組みをつくっているのが、米国の担保設定の仕組み UCC1.UCC3などと言われるゴールドクレジットを生み出す仕組みがあります。
ただ、簿外管理された金に関しては、米軍軍部による管理されていることは今でも変わっていないと言えます。PPPの世界でもロンドンとNYで非公開で行われていますが、これもすべて簿外資金を使ったPPPのブリッジ取引を行うための仕組みであり、政府国債を割引で購入する仕組みで資金提供されています。簿外金によって生み出された資金というのは、基本的には、政府50%、民間50%に分配するという仕組みになっており、政府は短期国債を発行して売却することで、資金を得ているという仕組みになります。
これが、この世界の仕組みですが、日本にも、簿外金によって生み出されたクレジット(資金)の分配された資金が大量にあり、その資金を動かすために、企業育成資金などの案件が行われているといえます。
これは、国連における規定によって決められている仕組みといえます。
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参加費用 無料
講師 当ブログ筆者(MSA総合研究所 代表)
場所■所在地 〒1010032 東京都千代田区岩本町3-11-7 滝上ビル3F西側 (最寄り駅 秋葉原と岩本町)
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