MSA 総合研究所です。
通貨発行権の世界について話をしていきたいと思います。
日本は日本銀行が通貨を発行する権利があるので それが 通貨発行権だと思ってる人が多いのですが あれは全てが借金としての通貨を発行しているわけですから いつかは戻さなければいけない資金です。
よって市場に流通する資金はコントロールが可能だという風に言われる所以は貸してるものを回収するということができるので 中央銀行というのは 通過 コントロールを行っていると言われています 。
しかし 返済しないでもいい資金を作っても良いという権限はあるわけではありません。
もしその権限があるならば 返済しないで良い資金を大量に発行し 皆さんの借金を帳消しにすれば問題はなくなるのですがそういうわけにはいかないというのが現状でしょう。
これは世界の銀行のプラットフォームというものは 同じルールで行っているからです。
本当の意味での発行した通貨を返済しないでも良いという仕組みは これはゴールドを使った銀行 システムによる通貨発行以外ありません。
先日のブログで世界のゴールドの価格を決めているのは ロンドンシティにある たった5人の銀行家の入札によって金の価格が US ドルとユーロと英国 ボンドに固定した価格でゴールドの市場価格を決めているということを話しました。
つまり 通貨の価値というものは ゴールドに紐付けなければ 数字だけだと空気みたいなものですから このロンドンシティで行われている ゴールドの価値を決めるとそれと米 ドルユーロ 英国ポンド脳科学 等 固定で取引できるようにするというのは これは一つの ゴールドに対して それぞれの通貨の価値を確定していることになります。
これがお金の生み出すところの原点となっているわけです。
ロンドンのシティで決められた ゴールドの価格が 米ドルユーロ 英国ポンドの価格となり そしてそれぞれの国は その基軸通貨もうどれだけ持っているかという 外貨準備高の総額の価値によって それぞれの地域 国家の通貨の価値が決められていると言えます。
つまり ゴールド を基本としたお金の作り方というのは 3種類の通貨に紐づくということになります。
これがよく言われる ゴールドボンドの世界です。
ゴールド債と言われる ゴールド 担保にした債券のことですが この ゴールド債を ICC の規定によって1年間に100回 取引するとしてクレジットを発行するのが ゴールドボンドにおける資金の作り方になります。
世間一般的にはこのような資金の作り方は PPP という風に呼ばれていますが ゴールドボンドは最終的には最大で10年間の担保設定をすることができますので それによって相当大きな財源を作ることができます。
これは金を使ったゴールドボンドの世界における資金の作り方であり この仕組みが世界へ 流通する通貨発行権となっているわけです。
これを見れば分かりますが PPP の世界は 通貨発行権だということをご存知の方も多いと思いますがそれは ほとんどが 英国のロンドンシティ 米国のニューヨーク そして 欧州 おけるユーロで行われているという理由が理解できると思います。
これが まさに 世界の通貨を発行するための頂点の仕組みであり これが まさに 通貨発行権の原点になります 日本で日本銀行が通貨を発行するのは あれは通貨発行権とは呼べないです。