SRPから提供される担保力の話
SRP(ソブリン ロイヤル ポートフォリオ)というのは、世界の42の王族グループが寄付した財源であると言えます。これは、世界の数百の銀行に数千箇所もの担保口座が存在しており、ゴールド、現金で担保口座が各銀行の担保力を支えているということです。
つまり、中央銀行といっても、表向きに言われているゴールドの保有高は、ニューヨークの連邦準備銀行に保管さているといわれる17万トンあまりのゴールドだけでなく、各国には、通貨を発行するためのバックアップとしてゴールドが、SRPから貸し出されているということが言えます。その量は、各国の中央銀行が保有していると言われるゴールドよりも、はるかの多くのゴールドを、担保口座に保管していることになるということになります。
一般的に簿外口座、簿外資産などとして扱われているSRPに関する資産は、通貨発行のための担保力を貸し出すことのみに資産貸出をして使われるということになります。
当然、日本の中央銀行にも同様のSRPに関する担保口座も存在をしており、このような仕組みがあることで、実は、日本では償還金という制度を事実上行うことができるといえます。つまり、担保口座から担保力を借りることで、資金の融資ができ、融資された資金を償還するためにSBLCのプログラムから資金調達をすることが行われます。欧州で行われるSBLCの収益化プログラムにより、SBLCを発行することで、1年間で満期になり、資金がキャッシュバックされます。
この制度を使って、日本におけるオフバランス(簿外資産)の担保力を使って、資金調達を行っていると言えます。世間一般的には、都市伝説化されている巨額資金が提供されるというほんとうの話は、世界各地の銀行に担保口座というものが存在しているということが大きく関係しています。ただ、この担保口座の資金については、あくまでも担保力を貸すということだけで使われるために、この口座の数字が巨額にあるからと言って、この担保口座から資金を引き出すとかはできません。本当は、資産をブロックファンド(動かすことができない資産)として銀行に保管しているだけです。
日本でも巨額な資金の噂が絶えませんが、これは、SRPが銀行に保管している担保口座としての財源ということになります。
つまり、この担保口座の担保力を使って、国家の開発援助資金を調達することが、日本では償還金と言われています。これは、何度も言いますが、担保口座は、1円も資金を引き出すことができません。あくまでも担保口座の担保力を借りるということになり、それで、政府保証で資金を借りることになります。
SRPは、世界の42の王族グループの寄付財源としての資産が保管されていますので、当然日本の天皇家も関係しておりますので、この償還金は、日本では時より、天皇の資金と言われています。