MSA資金から産業用補助金を申請するときのコツは、「申し込みをして、申請が受理されれば、すぐに面談に出てくること」が重要です。
申し込みをしてないとしても、資金管理事務局に打診で「○○会社の○○さん、資金を出すことができますか?」と仲介者経由で打診をしたとします。その場合でも、資金管理事務局側では、簡易に調査をして、できる場合には、「すぐに申請して出てきてください。」と回答します。
しかし、その後、しばらく経っても、申請書類も提出せず、放置されている場合があります。
その場合も、「決断力のない申請希望者」ということで、資金の申込みを今後行いたいと思っても、「優柔不断で決断力がない」という理由で、合格になりにくくなる場合があります。
ある意味、人の判断ですので、資金提供者側も真剣に仕事を行っているわけですから、結果につながらない申請者を良しとしないと言えます。
ですから、「打診をしても申請手続きが遅ければ合格率は下がる」という傾向があります。これも申請者は知っておく必要性があります。
ここでも例えますが、裁判の日程が出された場合、いくら当事者が都合が悪いということで、裁判に出られないと申し立てても、裁判に出席できなければ、申立を認めたことになり、裁判は負けます。その考え方と同じだと思ってください。
期日を決められたら、その間に決断できない人は、すべて負けるという考え方・・・すなわち、その世界で生きいる人の判断があるからです。