人間が生まれてきてから死ぬまでを考えた時に、何が重要であろうか?確かに、豊かに暮らせることが、幸福感があるだろう。人は、金銭だけで幸せは、計れないというかも知れないが、物質社会において、重要なことは金銭がなければ、ほとんどのことが成り立たない社会構造になっているということに気付く。
「お金」というものは、だれのものか?ということを考えれば、「お金」は、現在、信用創造によって作られたもの。すなわち、私達が使っているお金は、世界的仕組みによって作られているものである。日本円を発行するには、信用創造としての裏付けが必要である。裏付けは、「外貨」であり「ゴールド」である。外貨準備高とは、外貨および金をどれだけ持っているかを表した指標である。
MSA資金の積立金をもとに、PPP運用(外貨割引債運用)をして、その財源を産業用の補助金にしている。すなわち、外貨を運用によって稼ぐということは、裏付けになる外貨が日本にあるということになるので、日本円を発行することができるようになる。
外貨を稼ぐということは、ある意味、民間に託された作業である。民主主義国家というのは、国民の選択により国家をどのように運営していくかを考える制度だ。
すなわち、国家を豊かにするかしないかは、国民の選択と行動が大きく関係する。
ですから、筆者の選択は、MSA資金を最大限に動かし、国民が金銭的に豊かな社会を形成するために動く、世界は、全て平等になるのは難しい。しかし、物質的なものは、分配は平等にできる。あとは、分配されたものをどう活かすかは、その人、個人の考え方一つである。