企業育成資金についての話をこのブログでは書いています。
企業育成資金というのはこれは基本的には銀行における運用システムによってできている話です。
ですからある意味プライベートバンクにおけるサービスというふうに考えてもいいのではないでしょうか。
企業育成資金は随分昔から行なっていますが管轄する金融機関は数箇所変わっています。
日本でもメガバンクが数社ありますが育成資金の取り扱いした金融機関は何社か変わって現在の某財閥系のメガバンクになっています。
今渋沢栄一のテレビドラマが放映されていますがそれを見ていただければヒントを感じることがあるかと思います。
銀行の歴史とそしてその財閥の歴史というものが非常に関係しているからです。
資金というものは、基本的には基礎財源があり、それをベースで運用することによって増やす運用益から利益分だけを使って、そしてまた再度運用して資金を増やして、それで運用益から資金を使うと循環をしながら、資本主義経済は資本を大きくして言っています。
すなわちこの制度というのは銀行でしかできない運用システムです。
特に通貨流通量を増やすというのは中央銀行のみができる運用であり同時に中央銀行の中の頂点といえば連邦準備制度になります。
この育成資金というものは、連邦準備制度の運用システムを活用して大きく資金を作っている案件になります。
簡単に言えば、通貨発行権の行使であります。
ですから、この資金に関しては特別なルールまたは特別なセキュリティをかけて極秘で行うというのは理由があります。
一般の銀行は、お金の貸し借りはしますが、お金を生み出すという通貨発行権は行使することはできません。
しかし、連邦準備制度における銀行ではそれが可能になります。
ある意味、連邦準備制度が資本主義経済の資本を増やす役目をしているからです。
しかし、これに対して誰でもアクセスができ、お金を増やすことができるものではありません。
今までおこなっていた通常の銀行業務が壊れてしまいます。
ですから一部の特別な案件として取り扱っているのです。
お金というものは銀行システムすなわち連邦準備制度によって作られ、そしてそれがばらまかれる仕組みによって市場経済の拡大をしているのです。
日本の場合は、工業を支援する目的のために資金を提供するというルールを決めて連邦準備制度における運用され、ふやされた資金をばらまく仕組みがあります。
すなわち、この資金はアメリカ合衆国から贈与された資金という言い方はしていますがアメリカ合衆国が連邦準備制度の中心だからです。
そしてイングランド銀行におけるトラスト、すなわち信託をしているわけですが、イギリスは TRUST 信託に対して特別な資産保護にをする法律があります。
ですから、イギリスにおけるトラスト法を活用して連邦準備制度の運用システムを使って資金を増やし、それを日本の工業の発展のために資金をばらまく仕組みがこの育成資金です。
これを見たら分かる通り、全て銀行が行なっている作業です。
それは、育成資金というのは銀行システムによって行われてる仕組みであって、これは政府が行なってる仕組みではないというのが答えです。
ただ、資金の流通量が増えるということで金融庁等の監督はありますが、お金に関する仕組みはすべて銀行が行なっています。
すなわち、銀行が関与して資金の運用システムがあり、同時にその資金を捻出する企業育成資金を出すチームが存在しているということで、この資金提供が行われていることになります。
ですから、過去に数回日本の担当する銀行が変わっているという経緯もあります。
いろいろ情報が、錯綜している理由はこれは過去に行っていた制度というものと、また今新しく行っている育成資金というものが仕組み的にはほぼ同じなのですが、取り扱い銀行が違うことで多少違う面もあります。
そのようなところで情報が不明瞭な点があるかと思いますが、基本的には全てが連邦準備制度における運用システムを使って、イングランド銀行のトラスト法によって資産を防衛し、それを日本の工業の発展のために、日本の主要な企業代表者に資金を提供するという仕組みは変わりありません。
いずれにしろ、この資金は資本主義経済を発展させるために動かさなければいけない資金ですから、ぜひ日本の企業代表者の方も理解した上で活用していただければと思います。
MSA 総合研究所より