バンクとプラットフォームの意味がわかれば、PPPについて理解できる。
さて、先程のブログでバンクというのは、土手や堤防という意味ですが、港にある土手(堤防)に多くのユダヤ人の金貸し商人が立っていました。貿易船が港に到着すると、貿易船から物資をおろします。その際に、仲買人の商人が、海外から届いた物資の対して、現金での支払いが必要になります。しかし、仲買商人は、商品が売れない限り、手物とに現金がないとします。そうすると、バンク(土手)にいるユダヤ金貸し商人と話をして、この物資を担保に現金を借りる約束をします。そして、仲買商人は、現金を手に入れて、貿易船の荷主に現金を渡すことで、貿易船との商いが成立します。貿易船も早く港から出向したいので、すぐに、物資を海外から運んできておろして、それを現金化したと考えます。そこで、港の橋にある土手にいるユダヤ人金貸し商人は、物資を担保にとって高利回りで短期で現金貸し出しをすることで、多額の利益を得ました。
貿易船から荷物をおろして、作業をする場所のことをプラットフォームと呼びますので、PPP運用における貿易取引が行われる場所をプラットフォームと呼びます。PPPというのは、バンクに現金を貸すということで、高利回りで利益を得る投資ビジネスのことをPPPというわけです。
バンク(土手にいたユダヤ人金貸し商人)も手元に現金が必要になります。その現金を貸し出してくれる方を友だちから募ったというのが、これが私募債のはじまりになります。
すなわち、バンク(土手にいたユダヤ人金貸し商人)に対して1年間の中期間取引で現金を利子をつけて貸し出す人を資金者といいます。バンク(銀行)に資金を貸し出す投資者を資金者というわけです。
バンクは貿易取引における短期資金の貸し出しを繰り返すことで、莫大な金利を得ます。その一部をバンクに出資をした資金者に対して、高配当で資金を返金するという仕組みが、PPPプログラムということになります。
すなわち、PPPプログラムを提供するステージが「プラットフォーム」ということになります。
よって、銀行の資金を貸し出す立場にいる資金者になれるのが、PPPということになり、バンク(銀行)に対して資金を貸し出した資金者は、高配当で銀行から資金を戻してもらえるのが、PPPによる資金調達案件ということになります。
世界の貿易が発展するにあたり、このニーズが大きくなり、貿易の発展が、PPP取引量の増大といえます。
基本的には、PPPにおける取引は、米ドルが一番多く、次に、ユーロ、その次に日本円となっているそうです。PPPプラットフォームは、ニーズに応じてプラットフォームを提供しており、資格を得た資金者は、各種プラットフォームが提供する私募プログラムに参加することができます。
そのようにして、バンクから資金が得れるというのが、PPPの高配当のカラクリということになります。