□国際金融市場におけるGOLDの価値観の変化、金融商品から鉱物資源としての価値へ、変わりゆく償還制度の時代の流れ
ゴールドについては、国際金融市場で価値のあるSKRというのは、世界トップクラスの銀行が発行するSKRは、現金と同等の価値をなすということが言われていましたが、今、世界的に変化の時期に来ています。
日本国内でもゴールドを買い上げる銀行がなくなり、結果、ゴールドがあるとしても、銀行からの資金調達が難しくなっているという事がいえます。国際金融市場でもゴールドは、投資商品として、投資銀行からの資金調達は可能ですが、一般的な商用銀行からの調達は難しくなっているということです。
企業育成資金、つまり、償還制度と言われる制度ですが、償還制度というのは、運用はPPPによって運用するのですが、最大5年の運用が実施されることになります。そのために、時間を要しますので、資金を立て替えて、先出しで一括で資金を企業代表者に提供して、PPPによって徐々に資金を返済するということで、償還制度は、成り立っています。
資金調達に関しては、銀行からの融資によって償還制度の一括支払分の資金調達を起こすに当たり、ゴールドを担保にして、融資を受けるにも、銀行が担保価値として認める銀行が減ると、資金調達が難しくなるという問題があります。
投資銀行は、ゴールドは商品としての市場価値がありますので、鉱物資源として担保価値をみて融資してくれますので資金調達が可能ですが、いずれにしろ、ゴールドを担保にして、銀行から資金調達が難しくなってきているという情報があります。
つまり、企業育成資金の制度というのは、償還制度における一括立て替え資金の調達は、投資銀行からの銀行融資になり、銀行も、融資をするには、担保設定がなければ、資金の貸出が出来ないということがあり、ゴールドを担保価値として資金を貸し出しているといえます。
この案件は、ゴールドの担保力のある名義人により、担保力を借りて、銀行融資で資金調達したものから、一括で資金を提供して、国債や銀行券の割引債などをトレードすることで得た収益から資金を償還することで、企業代表者に返還不要の資金提供ができるような仕組みになっているといえます。
つまり、天皇の金塊という書籍がかつて有りましたが、日本にある金本位制度の時代から大量の保管されている金の担保力をつかって銀行融資をして、資金調達して、一括に企業代表者に資金を提供し、償還する手段としては、国債や銀行券の割引債を売却することで得た収益により、償還(返済)をしたということで資金を受け取った企業代表者は、自由に資金を使うことができるといえます。
金本位制度の時代から保管されていた金は、戦後、差し押さえされたものが有り、法的管理されたということも有り、そのこともあり、この金を担保力を活用するには、法的手続きが必用になるといえます。
さて、9月からは、東証プライム資本金300億円以上と基準値が引き上げになりますが、これも、大きなクレジット・ラインを必用にして、大量の取引をしたいというニースが有るといえます。
すなわち、担保力、クレジット・ラインというもの、それと、PPPにおける割引債のトレードにおける収益源があることで存在できる案件ということになります。