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筆者:メテ財団 グローバルアンバサダー
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スリランカの国家破綻の厳しい状況

スリランカの国家破綻の厳しい状況

スリランカの報道されない厳しい状況について、昨日、大臣から現実を聞くことに・・・、政府が破綻したいうことを聞いていましたが、現実、給料払えるのは、公務員は、年内までの省庁が多數あるということです。スリランカの文部省は、学校ですから、スリランカの学校は、基本的に大学卒業まで無償教育を行っている国でした。しかし、ついに、予算がなくなり、あと2ヶ月で、職員の給料が払えないところまで来ていると言うことです。

スリランカ建国後ずっと続けてきた教育無償化が継続できなるということで、スリランカ建国以降、最大のピンチということになります。

スリランカの政府間支援を求める声がありました。
スリランカ政府はIMFに支援を求めているということがニュースになっていましたが、これも時間がかかっているので、すぐに現金がないということ、

石油などの輸入品の仕入れについても、インドやパキンスタンからクレジット・ラインを借りて、なんとか仕入れをお越して、輸入をしているが、これも後数ヶ月持たないということです。

石油精製工場については、スリランカには、1箇所だけあり、その施設も60年前のものであり、老朽化しているので、最近、日本の石油精製工場は閉鎖する工場もあるので、その施設をスクラップにするなら譲って欲しい、援助してほしいという話もあった。

なぜ、そこまで国に資金がなくなったのか?と聞けば、対外債務があったことで、債務支払を優先させたことで、すべて国のあった資金を支払ってしまったことが原因して、国家は破綻したということです。

スリランカの省庁でも、直接、利益を上げられる省庁はいいのですが、そうでない省庁は大変であるということを話していました。
利益を挙げられる省庁というのは、例えば、外務省はビザを販売して利益を得ることができます。しかし、国会関連の仕事は収益を上げる仕事をしていないので、コロナで、スリランカ経済が疲弊しているので税収も期待できずに、各省庁、給料カットという現状です。

もともと公務員は、いい仕事ということで思われていましたが、政府がデフォルトしたことで、食っていけいない仕事ということで、政府破綻という現状について聞かされた。

人口2200万人、北海道の80%の面積のインド洋にある島国ですが、この困難を日本企業の支援によって救済することができれば、スリランカは日本しか無いというでしょう。

一番困難のときに、援助することができれば、兄弟の国が出来ると言えます。これは人の心理です。

日本が、「自由で開かれたインド太平洋構想」を提言しているならば、南アジアで一国との強固な関係を築くことは、重要といえます。この関係は一番困っているときに初めて作ることが出来ると言えます。

考えてみれば、この問題は、お金だけの問題であり、日本円があれば、スリランカの債務問題は、解決できます。対外債務というのは、発展途上国にとってなぜ死活問題か?といえば、これは、G7の国は、相互の通貨を無制限、無期限に通貨スワップできる事になっています。よって、自国通貨を発行すれば、 米ドルでもユーロでもいくらでも両替して外貨を確保できます。

しかしG7以外の国はそうは行きません。対外債務で外貨がなくなれば、自国通貨では、外貨を手に入れる事ができません。スリランカは、スリランカルビーがありますが、自国通貨をいくら発行しても、ドルを購入することが出来ません。ドルや、ユーロ、日本円、ポンドというG7国の通貨は、外国から稼ぐ以外方法が有りません。

債務の罠というのは、結論、何が問題しているのか?といえば、

スリランカ政府に貸し付けている資金ですが、
日本は、支払は期限は、10年据え置きで、支払期限は、30年で 合計40年で返済計画になっています。金利は、0.25%ということです。

中国は、スリランカへの

支払いについては、1年据え置きで7年間で返済、合計8年間で、年利8%の金利での貸付という条件だということですから、このようなローンを、スリランカ前政権は、スリランカの対外債務の60%は、中国からの借り入れによって行ったということで、結論、これでは返済不可能になります。

これは、外貨での借金ですから、普通に考えれば返済不可能になることは理解できていますが、これは、金は借りるときは、そこまで考えないといえますが、借りれば返済困難になります。

たしかに、この問題については、IMFスリランカ政府対して、日本政府が中心となり取りまとめてくださいということを言われています。
おこしてしまったことは仕方ないと言えるのですが、コレでは国家の舵取りは、とても出来ない状況であると言えます。

ある意味、この状況は、ピンチはチャンスの概念から言えば、日本に強固な仲間をインドエリアに作るチャンスといえます。

究極を言えば、この問題は、日本円があれば、解決出来る問題だからです。日本にとっては自国通貨です。スリランカの対外債務問題は、日本円で解決可能となり、スリランカルビーでは解決できないということを理解すれば、日本がどれだけいい立場になることが出来るかを理解してください。インド洋にいい仲間を作るチャンスです。

一時期は、日本円も基軸通貨になりたいと思っていた時期がありましたので、世界の基軸通貨になるには、日本円で決済出来る国を増やすことです。つまり、日本円での対外投資、対外援助をおこなっても、二国間貿易を日本円決済で行えば、日本円が循環するだけですから、日本円における経済圏を作れるということになります。これは、チャンスと思いませんか?

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