現在 メテ財団が行っているODA プログラムについて 様々な角度から説明をしております。
私どもの財団は国連加盟国の大統領 もしくは 首相との契約を結ぶことによって 100億ユーロの寄付を行うということで 案内をしております
本来の目的は その100億ユーロを寄付するということに重きを置いているわけではなく 加盟国の公共投資事業を積極的に行うための仕組みを提供するために国家プロジェクトを募集していると言えます。
契約国の国家プロジェクトに関しては基本的には予算は無制限で引き受けるということになっております。
ではどのようにして行っていくのか というのを説明します。
加盟国になればまずメテ財団 と 加盟国の国家 政府との間で 国家プロジェクト推進委員会を設置 いたします。
国家プロジェクト推進委員会の方でどのような国家プロジェクトを行いたいのかということを 政府と相談しながら行い 財団としては 政府と包括的委託契約を結び その国家プロジェクトを全体プランを 仕上げることを行います。
これは資金面の提供だけではなく事業全体を管理マネジメント することにより事業を完成させます。
現地での作業がありますので 専門業者に関しては まずは地元の業者で実現可能な業者があるかというのを検索し 地元の企業優先で 指定業者にします。
地元の業者で技術的に難しいということであれば 外国の業者に事業指定をする場合もあります。
そのようにして実際に開発事業が行える事業者様と業務を進め 資金面及びマネジメントで財団の方は バックアップをします。
事業が完成し完了しますと その後 地元に事業を譲渡します。
財団としては 事業投資を全て行いますがその事業に関しては継続的に財団が管理するという概念はなく全て地元に譲渡することにより 地元の産業として公共投資事業が継続することができます。
ですから なかなか 資金面で実現不可能だと思われるような大きな国家プロジェクトを公共投資 プロジェクトに関しても財団の方で資金を提供し 同時に管理を行うことにより事業投資が完了することができます。
このような仕組みで世界各国の財団が行う開発援助 プログラムの仕組みとなります。