2018年からMSA総合研究所ブログを書き始めて今年で6年の歳月が過ぎました。当初は、企業育成資金の仕組みについてのブログ、「長期管理権委譲渡資金」についての世界を探求してきました。そこから、PPPの世界や、開発援助の世界に広がって、世界には、さまざまプログラムが実施されていることを研究テーマとしてMSA総合研究所は、一般的には、世間では知られていない世界の特殊金融についてさまざまな角度から知られべています。
さて、物事というのは考えて見れば面白いのは、追求すればその世界が広がっていくということです。
世間一般的には、そんな特殊な金融の世界は存在しないということをいいますが、実は、そんなことはなく、特殊な金融の世界で生きている人は、ある意味、秘密結社的に個人がメンバーとして、グループを形成していることになります。
業界ではクラブなどという言い方をするようですが、筆者も、この世界に足踏み入れたとくに、「クラブメンバー」になったということを知らされました。
クラブメンバーとは、この業界は内側と外側が存在しており、内側で活動している人たちは、クラブメンバーということになり、個人委員会のようなもので、ある意味、結社的に仕事をしています。
それ以外の外側の人は、世間ではブローカーと言われる仲介者の存在であり、ブローカーとクラブメンバーの違いは、業界団体に登録されているか立場であるかということの違いといえます。
実際に、筆者がこの業界団体のクラブメンバーになったときは、経歴書とパスポートなどの身分証明書の提出を求められて、その結果、メンバーになったという知らせがありました。
メンバーになったからといっても、基本的には特に何も変わることはないのですが、ただ、内部のプロジェクトについてはさまざまな情報を聞けるようになり、次に行うべき作業いついては、これは、基本的には、その情報をもとに、自分で考えて一からすべて行動するしかないというのが、この業界です。ある意味、なにもない土地にいって開拓するという宣教師のような仕事ということになります。
これは、世界的な社会システムや社会問題を動かすのは、政府組織だけでは出来ない世界がありますので、それを裏で支えるのが、業界団体のクラブメンバーの特務といえます。
常に聞くのは、それは、理想的な話であるが、そんな地球全体の社会を次のシステムに移行するという、一体どうすればそれができるのか?普通に考えれば、難題を個人のマンパワーだけで、何かを行おうとするのですから、この世界は、極限の探求力をもっている人以外、なかなか難しい仕事といえます。
いずれにしろ、また新しい課題向けて地球全体の問題を解決をすることが課題ですから、これから新しいプログラムをスタートしていくでしょう。時代の転換点かもしれません。