この研究のテーマは、結論は、中国金融の歴史
筆者は、東京の某国立大をでた後に、上海の大学に留学して、20年以上中国との関わりがあるということを説明しましたが、長年、中国と日本につて研究しなければと思っていろいろ見てきましたが、この金融の世界がここまで中国との関係性があると思っていませんでした。そう考えると、中国に行って、15年以上、大陸で商売しながら、中国という世界を見てきたのですが、その理由はよく理解できました。はじめは、この資金について研究を始めたときは欧米についての金融の歴史にのみ注目していましたが、深堀りすればするほど、中国王朝との関わりが見えてきて、最後は、それほとんど、中国王族に関する資産に関係する話であったということが分かったのです。
実は、その世界の話は、実生活として、中国研究を行ってきましたので、非常に納得できる部分があるのです。個人的には、ビジネス分野ですが、北京大学のエグゼクティブMBAの講師をしていたこともあり、中国のいくつかの大学で教鞭を取っていたこともありますので、中国に関する研究いつての事柄は、私自身の研究テーマです。つまり中国王族資産における金融史と、世界の通貨システムということは予想もしていませんでしたが、実は、私が詳しく知らなかっただけで、この世界における究極の世界です。
たしかに、数千年間、シルクロード貿易を行っており、歴史的に言えば経済大国としてかなりの長期間、世界最大の経済規模を誇った中国王朝ですから、その資産と富が集まるのは理解できます。また、中国人は、金資産を集めるのが好きな人が多いために、その文化、国民性などを考えても、金が集まるのは理解できます。
それらのことを考えても、色々納得できる部分があると言えます。東南アジアの王族を見てもほとんどが華僑といえる人たちがその血筋であると見ても、実は、アジア全体が中国王族との関係性があると言っても過言ではありません。
それらのことを見ていると、なかなか考え深いものがあり、個人的には、中国ビジネス研究として現在中国について個人的には、色々調べていますが、これは、普通の商売です。実際には、香港にも、中国大陸にも筆者は外資法人をもっています。つまり、リアルに中国ビジネスは相当研究しながら、行っていることになります。ただ、この資金の話まで、そんな関係があるとは、実は思ってもいなかったのですが、実は、最後は、このMSA総合研究所が研究していたテーマであるMSAについての資産についても、実は中国王朝かというとが分かって、結論、どこまで行っても、中国だったのか?と思いました。
ある意味、孫悟空とお釈迦様の手ということが頭に浮かびました。孫悟空が、一生懸命筋斗雲にのって、飛んでいっても、実は、お釈迦様の手の中をくるくる回っていただけだった。ということの結論ということになります。
そんなことを考えると、やはり、中国研究の奥の深さを感じます。