10月31日締切の病院案件の話をしていると、他の案件の話が忘れそうですが、継続して、東証一部の資本金100億円以上、銀行、信用金庫の預金高3000億円以上の企業育成資金の案件が行われれています。
企業育成資金というのは、何度も説明しますが、PPP運用をベースにした資金提供案件になります。中央銀行間の銀行券の中期割引債のトレードにより資金が生み出される仕組みにより資金が生み出されています。これは、企業の価値とその企業の代表権者が同等の価値とみなし、企業代表権者個人の名義でPPPに参加することで、その価値の創出から資金が生み出されるという仕組みになります。
こんな制度があるのか?と思われますが、これが、信用創造による資金の生み出し方になります。
そのことを念頭に置いて、この制度について理解してください。
このシステムは、銀行の頂点である連邦準備制度関係しておこなっています。すなわち、資金は、銀行の頂点である連邦準備制度によって生み出されているということになります。
この資金の属性は、銀行のお金ということになります。
ですから、企業育成資金のことを人によっては、どこか怪しいお金ではないかと疑っている人もなかにはいるようですが、このお金こそ、銀行の頂点が生み出しているお金になりますので、この制度が怪しいということを話し始めたら、地球上に存在するお金は、すべて怪しいということいになります。
筆者もほぼ毎日のように、この資金についての説明を求められて、説明していますが、この制度を怪しい資金だと思っている人に言いたいのですが、あなたの使っているお金もすべて銀行券です。銀行券を発行している頂点が生み出している資金が怪しいという話をすれば、銀行券自体の制度が怪しいという話になります。それを言い出したら、この制度が怪しいという話をするならば、世界の銀行システムすべてをやり直す必要があります。
という話をすれば、わかると思いますが、企業育成資金についての制度に疑問や怪しさを感じる人は、銀行システム全体を疑っているのと同じことです。
銀行システムがただしい資本主義社会であるのか?ということを論議してくると、数百年さかのぼり、銀行制度がなかった時代までもどり、根本的な金融システムについて再考する必要が出てくる話です。
すなわち、そんなこと可能ではないはなしですから、考えるだけ無駄ということになります。企業育成資金の仕組みは、銀行システムの根幹であるということを知らなければいけません。銀行の金利をとってカネを貸すという制度で資金を市場に出しています。ここで、疑問に思ってください。金利をとるということは、銀行券を発行している銀行が、銀行券を回収する際に、資金を出した金額よりも多くの資金を回収するという話になります。たとえば、100万円の資金を出して、金利10%で1年後、返済する資金は、110万円になります。10万円多い目に銀行に利子をつけて返済しなければなりません。これは、銀行の利益ですが、ここで疑問におもわなければなりません。銀行券は、銀行が発行しているのですが、資金が、もし貸し出しということで、クレジットだけ資金が流通するということになれば、金利分の資金が不足しますよね。それじゃあ、金利分の資金が不足したまま、市場に資金が流通していれば、完全に資金不足が起こります。この原理が理解できますか?
すなわち、資金不足が起こるのは、金利をとって資金を貸し出す銀行の利子の仕組みに原因があります。すなわち、利子を取って銀行が銀行券(資金)を貸し出すということ自体が、本当は矛盾があるのです。しかし、その制度について、だれも疑問に思いません。ですから、日本の借金問題が解決しないのです。銀行は、表向き、利子を取って銀行券(資金)貸し出しているのです。しかし、それでは、永遠と市場から利子分の銀行券(資金)が不足していくことになります。
普通の銀行は資金を貸し出しする以外、資金の出し方がありません。日本にある中央銀行でも同じことです。
しかし、この矛盾を是正するために、銀行システムの頂点である連邦準備制度だけは、PPPという名目で運用した資金(銀行券)に関しては、借金を伴わない資金を提供するモデルが存在するのです。
これは、銀行システムにおける利子をとって銀行券を貸し出しするという制度の矛盾を是正する仕組みということになります。この部分に気付かなければいけません。
銀行で働いている人でもそのことに気付いていません。
銀行は利子を取ってカネを貸すだけだと思いこんでいます。
それは、日本にある銀行のすべてが、連邦準備制度という銀行の頂点(ボス)から見れば、末端の子分でしかないからです。子分として働いている末端の銀行マンは、ピラミッド構造の頂点にいる親分が何をしているかを全く知らないということが言えます。頂点にいる親分は、銀行システムにおける利子をとって資金を貸し出しするという資金不足になる矛盾を是正するために、PPPをおこなって、借金を伴わない銀行券を配っているのです。
このことが、企業育成資金という名称で日本では募集しているのです。外国では、PPPという表現で募集しています。
この制度がわからずして、資本主義経済の発展などありえないのです。
日本の失われた30年という話は、すべて、この制度に対しての知恵不足が原因して、国家の衰退を招いたといえます。
銀行の頂点というのは、資本主義社会の頂点でもあります。そこがおこなっている案件ですから、政府は、銀行システムのなかで作られたという歴史を知るべきです。銀行システムの頂点は、政府の上位組織になるということが理解できれば、世界の構造が理解できるでしょう。
何を言いたいかといえば、政府がそんなことをしても、許すのか?など、意味不明な質問をする人はいますが、そんな人に言いたいのですが、ここ200年の近代史、銀行の歴史と、資本主義社会の成り立ちということをしっかり勉強してください。間違った常識のなかで洗脳されています。ある意味、銀行家が考えた資本主義社会が根付いているということがいえるのかもしれませんが、銀行システムと資本主義社会には、社会構造という仕組みがあるわけですから、勝ち組になる攻略法は、当然、仕組みを理解すれば、攻略法があるわけです。
結論から言って、日本が資本主義社会で負けてきている理由は、攻略法を知らずして、真面目に働くことでなんとかしようとする無知な行動をおこなっているからです。
銀行システムも、資本主義社会も人が考えて作った仕組みです。当然、その仕組には、ルールが有り、攻略法もあります。テレビゲームで攻略法をしるために、攻略本が売られており、昔はやりましたが、このブログで伝えていることは、銀行システムと資本主義社会における攻略法について説明しているのです。これは、政府には直接関与させないという民間人が気付いたときに、攻略できる資本主義社会の構造を銀行システムが作っていることを知るべきです。知らずして負けている日本を見て憂いの気持ちでいっぱいです。正直者はバカを見る、というのは、日本の自称、常識人のことを指しているということになります。
非常識に思う制度が、これが。銀行システムと資本主義社会の攻略法です。
すなわち、悩まず、企業育成資金を活用できる立場の人は、使いなさい。 ということです。これが、銀行システムと資本主義社会の勝ち組になるための方法です。