2016年から外務省の方でも開かれた自由なインド洋ということでインド洋諸国の国々の貿易の自由化を目指して日本は交流を強化するという国家の目標があります。
それを現実化するにはどのようにすればよいのかというのが筆者にとっての考え方ですが筆者はスリランカから雇用の促進を日本企業と共に行いたいと依頼を受けておりますので日本企業のスリランカの進出を支援したいと考えています。
当然筆者が話ししているのですからこの海外進出に対して資金着けというところでは企業育成資金を活用するということはベースにはなります。
まずは日本の市場の中で開かれた自由なインド洋という外務省が行っているインド洋諸国との貿易の自由化を促進する企画に対してスリランカがインド洋諸国との取引をする際のゲートウェイとして位置づけられるということが重要だと考えています。
筆者がスリランカ政府の文部省における職業訓練された学生さんの仕事先について日本企業へ就職できるようにということを依頼されていますので日本企業がスリランカに進出をして日本企業にとってスリランカが加工貿易基地となることが筆者としての目標です。
毎年4万人の学生が専門学校で農業や医療そして工業などの専門知識をスリランカ全土の約250の学校で勉強しています。
彼らはまさにスリランカにとっての金の卵としての就業者として社会に飛び立って行きます。
彼らの大半は二国内に残って海外に出稼ぎに行くことなく外資系企業特に日本企業で就職したいと考えている人が多いという事実がありますのでぜひ日本企業がスリランカに進出をして約4万人いる専門学校で就労技術を学んだ学生さんの就職の受け口を作ってあげることが重要だと考えています。
そうなれば日本との間で加工貿易をすることで貿易が活性化します。
そこで先日もスリランカ側にも提案をしたのですが進出企業の従業員への給料は全て日本円で支払ってあげるという風にすればスリランカは今何を悩んでいるのかといえば外貨を得るということが難しいとして苦しんでいます。
多数の日本企業が進出をして日本円の流通をしっかりさすことによってスリランカとの取引を日本円で全て出来るようになれば貿易に対する為替リスクは無くなります。
これはスリランカは島国ですから実はそのことが可能になると考えています。
海外に行くと自国通貨が弱い国は米ドルなどを一般的に使って自国通貨はあまり使わない国もあります。
過去にカンボジアに行ったことがありますがカンボジアではドルが非常に流通しておりドル預金の金利が良いということは有名です。
同じように日本への流通する親日国ができても悪い話ではないと考えています。
それを現実化するには日本の企業が多数スリランカに進出をしてスリランカ経済を支えるために大量の日本円を投入することによってスリランカと日本との間は日本円を持って取り引きができるようになると言えます。
スリランカに進出している日本企業は日本円で現地の従業員の給料を支払ってあげ同時に日本との貿易も全て日本円での決済をするとなれば大きな貿易額になると日本との経済の密接さが出てきており同時にスリランカは外貨獲得に苦しんでいる現状がありますので日本円と繋がることで外貨の返済が可能になります。
大量の外貨が入ってくるということは外貨が多いということはその国にとっての自己資本率が増えることになります。
よって外貨を基準に自国通貨を発行するので外貨の量が増えれば自国通貨の通量も相当ふやすことができますのでその国の所得は一気に倍増します。
ある意味これでスリランカの借金問題と経済回復というのが劇的に変化できるということが言えます同時に日本の企業はスリランカのインフラ整備を行うことによってその投資も基本的には日本の企業育成資金を活用して日本が全てお金を出して建設をしたとしてもそのリース料として家賃収入を得るようにすればビジネスモデルとして成立します。
北海道の80%ほどの面積で人口が2200万人の国ですから日本経済と上手く繋がればスリランカは日本の昭和の戦後復興期のような一気に回復するというふうな東洋の奇跡を現実化させることができると考えています。
ある意味これが一つのサンプルとなって成功事例を作れば同じような手法を使って他の親日国に対しても支援してあげれば同様の効果を得られると考えています。
すなわち資本主義社会というのは資本があることが基本で日本には企業育成資金という大きな資金を動かせる仕組みがありますので日本企業とともに海外進出をしてそれぞれの国を大きく支援してあげるモデルを構築することによって日本は安全保障面で守られると言えます。
安全保障というのは経済安定政策というのは非常に重要になります。