Web３とDAOの世界について
筆者にとってマイブームは、Web３とDAOの時代の到来というのが、個人的には非常に関心のあることです。
筆者は、１９９０年代後半は、東証一部企業のIT企業で勤務していたことがあり、そこで、インターネットソリューション事業部という部門で法人向けサービスを行っていました。当時は、Web1の時代で、ホームページを作り、インターネット上でいろいろなビジネスができると説明していた時代でした。よって、基本的には未だに、その時代にインターネットんについて学んだことで、考え方は、完全にWeb１の時代から抜けることできず、SNSのWEB２の時代でも、古典的なインターネットの手法、未だに、ドメインを２０個ほどもってブログやホームページを作って、独自の世界で生きています。
これは、P2Pでビジネスをする人にとっては、この古典的なやり方が向いていると思うのです。中央集権型のプラットフォームを使ってビジネスもしようかと考えたことがありますが、儲かるビジネスがあってもすぐに、大手のプラットフォームを活用すると情報が取られてしまい、数カ月後には、商売にならないというのが、Web２の時代にビジネスで、中小企業にとって、あまり良いビジネスを提供できる仕組みでないといえるのが、Web２の時代でした。
そこで、中央集権型のWeb２の時代、大手プラットフォームを利用しないで独自のプラットフォームでP2Pのビジネスを構築していこうというのが、今の時代に、Web３の時代といえます。
Web１とWeb３の時代に大きな違いはといえば、Web３の時代には、P２Pのビジネスであるのは、違いないのですが、その情報や価値、契約、資金の支払いなどすべて、ブロックチェーン技術を使って、情報が保管されて、すべてWeb上で完結させるということがWeb３の時代といえます。
このビジネスモデルは、国境が存在しないと言えます。ブロックチェーン技術を用いて、料金決済、契約をトークンを用いて行えば、距離は関係なく、２４時間、ルールに従って自動取引できる時代が到来します。購入する、契約をするということでは、人が作業を行いますが、その情報の発信元や販売元は、ルールに従って、作業をするので完全に自動化できると言えます。
つまり、Web３の時代の働き方というのは、場所は関係なく、ただ、それぞれのP2Pの繋がりが重要になります。完全に情報ハブとネットワークを個人的に広げることができる人にとっては、価値のある時代といえます。
大手プラットフォームでは、大資本が作り上げたプラットフォームの中ですべてが管理されて、利益を大資本に吸収されるモデルですが、P2Pモデルを重視するWeb３時代には、コミュニティーは、巨大化していなくても、関係ある人同士が一定のルールをもってビジネスすることで、収益を得ることができる世界が到来するということになります。
これの参加条件は、たった一つ、そのDAOが提供するトークンを持つことです。DAOというのは、分散型自立組織と言われていますが、一定の目的をもって、何かを行う集団、サークル活動的なフラットの関係ですが、そこに収益を生む仕組みが存在すれば、DAOになることができます。
筆者は、個人的な意見を言うと、日本ではDAOが育つかというと、多分難しいでしょう。なぜならば、日本のトークン（仮想通貨）に対する税制の問題があります。
これは、DAOの世界を発展させる妨げになるでしょう。つまり、DAOの世界は世界のどこで行ってもいいのですから、もっとも税制面で優遇された国、地域で行えばよいわけです。また、DAOで用いるトークンをどのようにして自由に取引に使えるかという仕組みがあれば、世界のどこであろうとも、もっとも優位にできるDAOに適したサービスを提供する地域や企業が勝者となります。
ということを考えても、Web３の時代でも日本は発展することは難しく、結論、どうなるかといえば、若者は、Web３のDAOの世界で働くことが当たり前の時代になっても、日本で働くことがなく、日本にとって人材流出が起こり発展する余地がないというのが、言えます。
環境の良い日本は、高齢化社会優遇国で最新のイノベーションを起こすには難しい国と言えるかもしれません。
そう考えれば離島に特区でも作って、DAO特区を作り、その地域では、トークンにおける収益を課税しないとすれば、絶対に発展できると考えます。法定通貨の課税には、通常の課税でいいのですが、トークンに対して非課税エリアを日本には離島がたくさんありますので、そのなかのどこかを特区にして行えば、面白いことになると思います。
それくらいぶち上げると時代はWeb３の時代に日本人の若者が、シンガポールや、ドバイなどに人材流出をしないでしょう。
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