オイルマネーによる投資銀行との付き合い方を考察する。(雑学)
筆者の海外チームからの連絡で、ドバイの投資銀行についての情報、続報がありました。ドバイの投資銀行のビジネスモデルというのは、投資銀行の裏には、投資ファンドがあり、投資ファンドが資金を貸し出す際に、投資銀行の名義を使って資金を貸し出すということを行っているということ。
日本の銀行ですと、投資家が銀行に資金を貸し出すという感覚はないのですが、ドバイの投資銀行では、裏にはオイルマネーをもった投資家がファンドを持っており、ファンドオーナーが、投資銀行の名義を使って、資金の貸出を行っているということ。
投資銀行から資金を借りたいとなれば、投資銀行は窓口にはなりますが、実際に資金を貸し出すかは、ファンドオーナー側の判断になり、銀行は資金を貸し出すという窓口をおこなっているだけで、銀行の資金を貸し出しているわけではないということです。
今回、筆者の海外チームが、ドバイの投資銀行から資金調達した際のスキームは、投資銀行は、ドバイになりますが、投資ファンドは、クエートのオイルマネーを中心にしたファンドということになります。
驚きなのは、実績のない事業体にも、結構な金額を貸し出すというのが、投資銀行経由の資金調達になります。この仕組を聞くと、日本の銀行が行っていることがすごく小さく感じます。なぜかと言えば、事業モデルがよければ、新設企業であっても、100M(1億ドル)の資金を投資銀行が貸すことがあります。
日本では信じられない話です。日本の銀行が、資金を貸し出しても、良くても数億円です。新規事業者に対して、数千万円でも貸し出せばすごいことですが、さすが、オイルマネーは、投資先に困っているほど資金があると言えます。ただ、投資銀行も、投資ファンドも、リスクのある投資は避けたいというのは、本音ですから、当然、保険をかけます、つまり、投資銀行、投資ファンドは、保険会社が融資に対して、保険の許可を出せば、いくらでも資金を貸し出す事ができるというスタンスです。
ドバイの投資銀行に聞いてみると、融資する案件は、ドバイや中東だけに限らず、世界中どこの案件でも投資銀行は資金の融資をすることができるということです。
たとえば、日本の事業モデルであっても、ドバイの投資銀行と投資銀行への資金提供している投資ファンドが収益性が見込め、同時に、融資保険が通せる案件なら、資金は、数十Mから数百Mドル(数十億円から数百億円まで)の資金は、貸し出す事ができるということ。
融資の条件は、10年間ローン、1年据え置きの支払いで、金利3%ということですから、決して、金利が高いわけではありません。
ドバイの投資銀行では、Swift MT760のメッセージをプラットフォームに対して打つことができるということですから、実は、融資した資金の一部を、プラットフォームに入れて、PPPによるトレードによって、収益を得ることで、資金の償還が可能であるというモデルもできます。
日本ではできない投資モデルが実現可能といえます。世界を見れば、色々ビジネスについて考えられるのが魅力的です。
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