- 生活環境向上ために環境インフラ整備が重要である。環境整備パッケージとして事業提案できるモデルを作る。
やはり、貧困国に対しての支援モデルとしては、重要なことは、交通インフラというよりも、生活環境を整えることが重要と言えます。
水道(上下水道)の整備、灌漑用水や淡水の確保、飲水の確保、また、環境問題としては、ゴミ問題の解決、ゴミ処理場、電力網と通信網ですが、確かに、最近は、さまざまな途上国の方と話す機会が多いのですが、基本的インフラ整備ということがまだまだできていないので生活環境が悪いということが印象的です。ある意味、日本はインフラ整備ができているので、見えない部分かもしれませんが、道路の整備、水道の整備、電力網の整備、ごみ問題の解決、など、考えてみれば衛生的な生活ができる世界をつくることが重要になりと思いました。基本的に衣食住と言われる環境整備を行うことを求めている国は複数まだ地球上にあると言えます。
ある意味、その点では日本は、世界に対して十分模範を示せる技術力を有しており、実際に環境整備でいえば、非常に高いレベルであると言えます。
外国人観光客も日本の環境の良さに驚くとよく聞きますが、たしかに、筆者もアジアを中心に15年以上、海外生活を行ってきましたので、日本では当たり前の世界が、世界ではまだまだ整備ができていないということがあります。
そのように考えると、まずは、環境整備事業を行うことが重要であり、それを行うために必要なインフラ事業、基幹産業事業の誘致が重要になります。トータルで環境整備ができるパッケージも重要になると思います。また、現地の人にもその事業を展開することで雇用を生み、所得を増やす事業を展開をして、貧困国の生活が向上することができることが重要になります。
やはり、環境整備パッケージを作ることも大切であるとおもいます。確かに、アフリカのとある国の人と話していて、日本や米国のように当たり前にある電力、水道が私達の国にはない。必要なものは、生活環境の向上であるということを言っていたことが印象的でした。確かに、今日本の東京で住んでいれば、当たり前にあるものが、ないので現地にいなければなにが不足しているのか理解ができないといえる。幸い、今は世界中がインターネットの無線電話網が整備されていることで、ほぼどの国の人でも、スマートフォンがあれば、連絡が簡単に取れる時代になっているのはよく理解できる。
筆者も、アフリカやアジア、また、太平洋の島国などとも、当事業の協力者がいて、連絡を取ることがあるが、簡単にインターネットでつながることができる。ただ、話を聞くと、電力がない、水道がないというのである。普通にWhatsAppを通じて会話ができているので、なにもないと訴えていることに対して、驚くことがあります。
何もないから実質的に国家の環境整備をするために何をするべきかを提案する必要が高いといえます。単純に、100億ユーロを寄付しますといっても、結局、一部の政治家の利権として、海外旅行の経費に使えば、開発援助としての価値がないことになります。
そのように考えれば、資金の額面は、各国100億ユーロの寄付+継続的な支援と決まっていますが、一発目の支援については、水道、ごみ問題、電力などの問題、衣食住の問題を解決するための基本的なパーケージが重用になると考えました。また、環境が悪い国は、衛生的に良くないことを考えると医療の問題もあります。つまり、そのような問題が可決できるための仕組みの構築が必要になります。また、現地の人にも雇用の機会を作るということが、重要になります。それを行うための教育も必要になるでしょう。つまり、結論から言って、トータルで支援をするモデルを提案しなければ、資金の問題以上に、どのような整備事業ができるかということが重要になります。
それを考えても、ある程度、環境整備を行うためのパッケージを作って、提案することが重要であり、その分野のスペシャリストの事業者との提携を行い当社のODAの仕組みを使って、各国のリーダーに提案することが重要であります。
当社としては、貿易商社として環境整備パッケージとしてODA事業を展開することにします。