MSA資金の案件をやっているとよく耳にすることば「資金者」、資金者とは、いったいなにか?とてつもなく金持ちの方がいるのだろうか?という風に思うかもしれませんが、個人の資産は別にして、MSA資金を管理している団体に関係して資金をどれくらい動かすか決定する責任者の一人を指します。実際には、資金者のみで決められることではないのですが、それをうごかすためにMSA資金について管理する「審議委員会」があります。
MSA資金という簿外で海外で外貨運用されている大型資金を分配する上で決定権をもった役職ということになります。
さて、本案件にかかわっていますと、いろいろ案件を実行するうえで、資金者側の意見や意向も聞きます。基本的には、この案件を行っている資金管理事務局は非公開になっており、資金を実行する際には、資金管理事務局とつなぐ役目をもった外部で動く人がいます。業務遂行役(代行)ともいわれますが、MSA資金の案件は、代行を通して行われます。
いろいろ案件を進める上で、対象になる人物の名刺が重要な役割を果たします。名刺があることを提示すれば、その対象になる人物とのつながりが証明されることになります。また、名刺に簡単に記載しすることで、MSA資金の申込としてみなしています。
名刺なくして、この案件は、実行できないといえます。また、名刺の提出をして、資金管理事務局に打診をかけます。「〇〇会社の〇〇社長には、大体いくらくらいMSA資金から資金提供が可能か?」と最終的に話を行く前に事前に打診をする場合が多いです。
そうなれば、間もなく資金が実行しなければならないということで、資金管理事務局では資金の準備を始めます。「〇〇社長に〇兆円提供します」という回答があれば、仲介者は、対象者ご本人に話しかけます。「社長、資金提供ができますよ・・・」大体のパターンは、「おいおい、そんな大きな話、ちょっと受け入れるの難しい」と断るケースが多いのです。その理由は、そんな制度があるなど、信じられない。ということが特に原因しているのでしょう。
ただより高いものがないとか、汗水たらさないでお金はもらえない などなど、いろいろ理由があるかとおもいますが、金融による運用益からの提供であって、だれも汗水たらして働いた労働収入からの資金提供ではありません。
と思うのですが、お断りするケースがあまりにも多く苦慮するのですが、この制度は、60年以上続いており、法的にも仕組み的にも完璧に仕組みが出来上がっています。
やはり、そんな冗談みたいな話・・・といわれないためにもMSA総合研究所では、情報を関係者と享受する必要性があると思っています。
資金者は、対象企業に対しては、資金実行できるきまったら、すぐにも実行したいとおもっています。業務遂行役は、つねに資金者からプレッシャーを与えられています。「いつまで待たせる。資金は準備しているのだから日取りを決めてくれ」といわれます。
この苦しみは、関係ない人とは享受できませんが、出せると決まった場合にはすぐにだしたいのが、このMSA資金の特徴です。出し惜しみはありません。